夏休み休暇、お盆休暇を利用して、たくさんの方々が夏を満喫される月となりました。
私も、夏は仕事が花の育苗期間に入るためしばし充電期間となります。
充電期間と言いましても、ただボーっとする精神的休養期間と仕事以外の人との繋がりを深める期間、アウトプットする期間、インプットする期間をしっかり意識してこの夏を有意義なものにいしていきたいと思っています。
さて、先週の勝間和代さんのサポートメールは「日本の地域格差について考える」をテーマに、今の日本の現状と私たちの出来ることについて触れられていました。
地域格差
私は奈良の宇陀というところに住んでいますが、ここは三重県との県境に近く、奈良市に行くのも大阪に行くのもほとんど変わらないくらいの時間を要します。
夏は非常に涼しく、関西の軽井沢と言ってもいいほど自然豊かな町ですが、収入を得るためにほとんどのサラリーマンが大阪近郊に電車や車で出勤しているのが現状です。
確かに、大阪までは約一時間ほどで、通勤圏内の近郊都市ですが、田舎で駅までは車に頼らざる得ないという点、生活するには店や医療機関の充実がポイントになります。
若い人の就職のほとんどが都心部に偏りますので、私たちの世代以降の若者は都会での生活を拠点とし、お盆休みやお正月休みなどに実家に帰ってくるという流れになっています。
所得の多い人は都心で収入を得、税金はそこでほぼ落とされますので、地方の税制は益々ひっ迫するのが現状です。
そして、町の税収が少ないと、教育や福祉などの生活面で核となるものがおのずと削減されるのが現状ですが、 このように地域格差は現実として起こっています。
しかしながら、これに嘆いていても何も始まりません。
地域で生活していく私たち一人一人が自分の生まれ育った町をどう変えていくか?をもっと具体的に考える必要性があると考えています。
で、私が出来ることを、東京に向かう新幹線の中で考えています。
なぜ?私は東京に行くのか?
ここ数年間で私は、たくさんの人と勝間塾というコミュニティーを通して出会い、お友達になりました。
そして、そのほとんどの人が東京や大阪などの主要都市で暮らしているというのが現状ですし、私が興味のある学びの講座も殆どがここで開催されています。
本を読んで気になった著者に会いに行くこ時も、講座を受ける時も私の住んでいる町から必ず出て行かないといけません。
以前の私なら『時間が……』『費用が……』という物理的な問題を「忙しいから」「仕事が」という言葉に置き換えて、参加を見送っていました。
しかしある時、こんなことしていたら私は一生この小さな世界に閉じこもり、何も見えないまま穏やかに過ごせるのか?という疑問が湧いてきたのです。
一生穏やかに過ごせるならいうことはありません。でも、なんとなく私は電車にかけ乗ったのです。
何故か?なんてわかりません。生活に不満があるわけでもないのですが、私の『知りたい』『自由』という欲求がそうさせたのでしょう。
ここ数年間にわたり、私はたくさんの人と知り合い、たくさんの学びを得ました。
そして、それに費やしたお金を細かく考えるときっと凄い金額になっているかもしれません。っていうか、それを考えたら何もできなくなるからです。
そして、今、 自分が豊かな生活を送れていると感じています。
それは、豪邸に住むというわけでもなく、高級車に乗るわけでもなくです。
私の出来ること
そして、今得た繋がりを今度は地方再生という大きな視点で考えられないか?と思っています。
と言いましても、私の出来ることはほんのわずかですが氷山の一角からでも『私に出来ること』について考えを深めてみたいと思っています。