7月に入り、30℃を超える夏日が続いていますね。
今年は、もう梅雨が明けたんでしょうか?と思うくらい、青空が広がり、照りつける日射しにくらっとくる今日この頃です。
昨日、農家の友人から分けていただいた赤紫蘇で、紫蘇ジュースを作りました。
今年は梅が豊作だったようで、それに伴い赤紫蘇も良く売れたと聞きましたが、私はどちらかというと、梅干しよりこの紫蘇ジュースに目がありません。
赤紫蘇を煮込んででる煮汁にお酢とグラユー糖を加えると、小豆色の赤紫蘇ジュースがルビー色に変わります。
さっぱりした風味と酸味が、暑い日の農作業の足休めには最適なのです。
また、急な来客には、炭酸水で割るとルビー色のおしゃれなジュースに変身です。
昨日、友人から『忙しいのによくこんなの作るね〜』って言われました。
『ま、日持ちもするから常備ジュースですか?』と、
いえいえ、とんでもございません。
一回作ると一週間ぐらいで、あっという間に飲み干してしまいます。
ですから、煮沸したり、砂糖を多めに入れたりしなくても大丈夫です。
そう、煮出して砂糖とお酢を入れて飲む!という感覚なのです。
簡単に言えば紅茶感覚です。
紫蘇ジュースは、喉の渇きを潤すにはぴったりですし、夏バテ解消や疲労回復に一役かってくれています。
何よりも暑くなり始めるこの時期にしか、赤紫蘇の葉は市場に出回りません。
旬の野菜とはよく言ったものでして、その時期にしか出回っていない野菜というのが本当なんですね。
しかしながら、最近では流通が発達したことと、よく出回る時期は野菜の暴落となるので、時期をずらしたり、ハウスで作ったり、品種を選抜したりと農家の方も思考錯誤で作られています。
また、海外からの空輸もあいまって、スーパーでは常備野菜と言われる野菜は一般の方からすれば、ほとんど、旬などないと感違いされがちですが、どの野菜も作りやすい時期、すなわち、野菜が無理なくスクスク成長できる時期は、実は一年の中でほんの数週間なのです。
素直に育った野菜は、柔らかくみずみずしく、安価です。
そんな時こそ、季節を感じてみてください。
そして、この時期に食べることにとても意味があるということを再確認してみてください。
きっと豊かな食生活になることでしょう。
今日はこの辺で…