週末は葉山でシンプルライフ
先週末は神奈川県逗子に住んでいらっしゃるライフオーガナイザーのとよぴょんさんからご招待を受けて、私もシンプルライフを堪能してきました。
逗子駅からバスで20分ほどのところで、バス停から歩いて直ぐのところで住んでおられます。
旅路は海岸線を走り、耳元からはサザンの曲が聞こえてきそうな素敵な道のり。
彼女はまさしく直感と自分の軸に従って生きている!という素敵な女性です。
元々は、生命保険会社の営業から、離職する数年間は後輩の人材育成に関わり数々の実績を残されてきました。
しかし、自分の心の中で『50歳になったら独立する』と若い頃から決められ、今では、自分にとって豊かな生活とは何か?を自分の生活というキャンパスにまさしく描かれたのではないでしょうか。
何度か関西にもこられ、私もおかたずけオーガナイズや家計オーガナイズを受講させていただきましたが、彼女のお片づけが私のブログや生活に大きく関与しているといっても過言ではない程、素敵な暮らしをされています。
物を置かない、何もない台所
バスを降りると数分で到着したお家は、真っ白な15戸のマンションで全てが海に面しています。
4畳半の和室と11畳のキッチン&リビングで、一人で住むには十分な部屋ですが、ここに大人4人が遊びにきても十分なスペースがある程お部屋には何もないのです。
だからと言って、私たちが遊びにきても何もないか?というとそうではなくて、到着するやいなや、ミルで挽いた入れ立てのコーヒーを出していただき、夕食までに手作りの大学芋やフルーツをいただきました。
また、夕食もワインと共に沢山のおもてなしを受けましたが、どれもこれもとりあえずという感じの食器ではなく、どこにこれだけの食器が収納されているの?と不思議になるくらいです。
え〜っと、食器棚はありませんし、炊飯器はご飯が炊き終わったら収納され、ガス台の上はお鍋がおしゃれに置かれている程度です。
オーブンはガスの下に設置されていますし、電子レンジは冷蔵庫の上です。←ココうけました。
普段使いの食器はサイドボードに取り出しやすいように収納されていました。
そして、次から次へと出てくるお料理はドラえもんのポケットのようです。
どんなかカラクリになっているのか想像も出来ないほど手際が良く、私はゆったりと窓から望む夕日と潮騒の香り、シルエットのように映し出された富士山を見ながらお料理に舌鼓を打つのでした。
365日シンプルデイ
彼女の暮らしを見ていると、シンプルな生活がより豊かさを強調していことを確信しました。
窓の外の風景が、絵になり、キッチンからはミルで挽いたコーヒーの香り、何もないことで空気間を感じることができるのです。
仕事用のゴチャゴチャした書類は一箇所にまとめられ、備え付けの収納庫に収められていましたから、目に付くものにはゴチャゴチャした雑音のようなものがありません。
もちろん、仕事の時はこれを取り出して作業をするのですが、一旦収納することで、オンとオフのスイッチが切り替わるのではないでしょうか。
キッチンも夜には一旦全てのものを撤収してしまいますから、営業終了と言った感じです。
そうなんです、食器洗剤ですらなくなってしまいます。
彼女の生き方や、綺麗にすることの意味が物を通じてひしひしと伝わってきます。
365日のシンプルライフは、何を捨て、何を残すか?
人の個性を引き出しフォーカスさせることなんだと、感じた週末でした。
映画鑑賞
「365日のシンプルライフ」という映画を、皆んなで見たのですが、一人住まいの独身男性が一旦マンションから全ての物を撤収し、毎日一個づつ家に持ち帰るというドキュメンタリー映画です。
最初の一日目は、雪の降る冬のある日何もない部屋から、全裸で倉庫まで何か一個取りに行くシーンから始まります。
さて、何を取りに行ったのでしょうか?
突っ込みを入れながら、皆んなで映画鑑賞をしていましたら、関東在住の方が笑うのです。
先日同じようにこの映画を、4〜5人で見たそうですが、鑑賞中は一言も喋らなかったそうです。
え??これって、関西風?それとも、私たちが特殊な人種なんでしょうか?
一度、映画を見てお試し下さい。
答え:コート