働いても、働いても、なんで?儲からないんやろう?
ア〜、疲れた!やってらんない!
と、さじを投げた私に、ガネーシャが肩を震わせながら笑をこらえている。
おい、おい、そこ笑うところちゃうやろ〜?こっちは半泣きなんやから…
半べそかいている私に、ガネーシャからメールがやってきた。
なんでメールやねん。なんか文句あるんやったら、口で言えばいいのに…
そう思いながらメールを開くと…
「ブルー・オーシャン戦略~競争のない世界を創造する」
「ブルー・オーシャン戦略~競争のない世界を創造する」
なぜブルー・オーシャン戦略がいま必要なのか。それは、起業でも、あるいは企業勤めのまま、新規事業を実行するときにも、基本的には
×今あるもので、ちょっとよいものを提供する
○ニーズがあるのに、提供されていないものを提供するという原理原則を忘れないことが肝要です。今あるもので、ちょっといいものを提供すると、それは
「レッド・オーシャン」
と呼ばれる、これまである市場をお互いに食い合う結果になります。そのため、競争は激しいし、価格は下がるしということで、あまりいいことはありません。
一方、ニーズかあるのに、提供されていないものを提供するのは
「ブルー・オーシャン」
と呼ばれる戦略で、基本的に私は特に個人が大きな資本を持たずに起業をする場合には、
「ブルー・オーシャン」
を目指さない限り、勝ち目はないと思っています。そして、一見小さくても、ブルーオーシャンで開拓した市場は、市場が大きくなることで、びっくりするくらいの成長を起業をした人にもたらす可能性があるからです。
勝間塾 サポートメールより
ガネーシャがおもむろに口を開き、
「あんたの一生懸命はこういうことやん。
そう、ただ頑張って今ある製品をよくしよう〜!って考えているから、いつまでたっても、一生懸命やらなあかんねん。
そりゃ〜、ひたむきに、一生懸命頑張る!はとても大事なことや!
そやけど、一生懸命の方向性が間違っているのと違うんやろうか?
こんなことしていても、誰もわかってくれへんで〜」と、
あ〜、もっと腹が立ってきた!
ガネーシャが言うことごもっとも!でございます。
そやけど、それがわかれば、私の財布はガッポガッポやん!
そやけど……
困惑している私の顔を見て、ガネーシャは
「自分一人でなんかできひん。先ずは、人の行動を見習え!」
とおもむろに手渡したあずきのパック。
あれ??
ガネーシャ(⌒-⌒; ) なんであんたがこの小豆のパック持ってんねん。
これは、私の友達の北海道十勝に住む、森田農場さんの小豆じゃ〜ない。
いつの間にこんなもん手に入れてんねん。
商品を作るから創造するへ
ガネーシャはおもむろに取り出し、
『 このドライパック斬新なことないか〜?
確かに、量、価格、販売ルートでの改善点はあるかもしれんけど、小豆農家の森田農場さんが、これ作って持ってきたんやで〜。
ガネーシャさん、これ食べて健康になってね〜❤️って
かわゆいやないの!』と言いながら、パクパク食べている。
確かに、今まで見たことないな〜
小豆は煮るのも面倒だから、一般的には、缶づめの茹で小豆を買ったりしていたよね〜。
量も核家族に合わせて一人用のドライパックになっているし……
パッケージもおしゃれだわ
『これがブルーオーシャンかどうかなんてわからへん。
そやけど、おもしろそうやんか?
わしが、顧客の立場からみて、おもしろそうと思うから、これに共感してくれる人はたくさんいるはずやねん。
起動修正はたくさんあるとは思うけど、顧客はこの起動修正をストーリーとしてみているから、人が共感するんやね〜。』
新しい戦略キャンパスを描く
次に、ガネーシャは私に、新しい戦略キャンパスを描いてみ〜って本を渡してくれた。
本の名前は、バリュー・プロポジション・デザイン
細かい数値や戦術に入り込む前に、まずはキャンパスを作り、
・メリハリ
・独自性
・訴求力あるキャッチフレーズ
を満たすまで、修正を続けてく必要があるよ。
この本には、キャンパスの描き方の手法が載っているから、「ブルーオーシャン戦略」の本で理解できない部分を、自分の言葉に落とし込むことで埋められると思うで〜。
と、言いながらガネーシャは去っていった。
たまにはいこと言うやん。そう思いながらメールをよく見ると……
毎度あり〜チャリン?
あなたの人生に課金する人生戦略
お伝えは、勝間ガネ子でした
ガネーシャ!こんなところまで進出しとんのかい(⌒-⌒; )