私は勝間和代さんから紹介を受けるまで、お恥ずかしながらテレワークのこと全く知りませんでした。
テレワークとは、離れた場所でネット環境を利用して会社にいるがごとく仕事をすることです。
田澤さんは、(株)ワイズスタッフ代表取締役として、普及活動ならびに企業への導入・コンサルティングを多数手がけていらっしゃいます。
現在、内閣府製作コメンテーター、厚生労働省テレワークモデル実証事業検討委員会、総務省地域情報化アドバイザーなどの任務もこなすというキャリアーウーマンでもあります。
では、素晴らしい経歴と活動内容から見た、田澤さんのしなやかに生きる人生とは、一体どのようなものなのでしょうか?
お会いして、私の感じたことをまとめてみました。
テレワーク(在宅勤務)って、なんだろう?
テレワークとは、時間や場所にとらわれず、ワークライフバランス、育児・介護と仕事の両立、業務の生産向上などを実現する新しい働き方です。
すなわち、家にいながら、もしくは近隣のオフィスで会社の仕事をこなしてしまいますので、時間の拘束がネックで社会進出できなかった方にとっては、願ったり叶ったりです。
田澤さんは、核家族化によってもたられた、育児・介護の問題、女性・障害者・高齢者の雇用機会拡大をテーマに、テレワークを導入することにより、少しでもこの問題が解決できたらという思いで、日々、地域格差を無くし、社会と繋げるお仕事に邁進なさっています。
田澤さんの素晴らしい経歴に隠された地道な活動
シャープ(株)でパソコンの商品企画を担当していたが、夫の転勤と出産でやむなく退職。
3人のお子様の育児をしつつ、パソコンを使って自宅で働き続けた時代を過ごして来られました。
夫の転勤先であった北海道北見市でこの経験を生かし、在宅でもしっかり働ける会社を目指し、(株)ワイズスタッフを設立なさいました。
自己紹介では、サラ〜〜っと、さも簡単にできるかの如くお話をされていましたが、「こんなこと叶ったらいいなぁ〜」っていう、いいなぁ〜を実現された方です。
そこには、自分が苦労した社会復帰の実現を描いておられたに違いありません。
いいなぁ〜と口にするのと、実現するは全く違いますよね。
しなやかに生きる
最後に、田澤さんがどんな人になりたいですか?という質問に対して、
「素敵な芸能人や有名人など、なりたい人はたくさんいるかもしれないけれど‥
私は昆布のように、海の中でしなやかに生きたい」と、微笑みながらおしゃってました。
自分軸を確立し、かつ、どんな荒波がきてもゆらゆらと対応できるしなやかさが、既に備わっている田澤さんのプレゼンをお聞きし、幾つになっても夢を実現に変えるしなやかさが忘れられない一コマでした。
このような素晴らしい出会いに、感謝です。