勉強仲間で、今度、専門職の資格を取ろうと心に決めた友人がいます。
是非夢を実現していただきたいので、私の知っているフォトリーディングのテクニックをお伝えしたいと思います。
2011年秋、勝間和代さんのホトリーデイング講座を受け、3年間で読んだ本は500冊は超えてると思います。そして、2014年春、この知識の確認と、技術力を深めるため、石ケ森久恵さんの講座を再受講しました。
今回のブログを書くにあたり、学んだことの再確認と試験勉強でのホトリーデイングの使い方について考えてみたいと思っています。
フォトリーディングは名前の通り、毎秒1ページめくって、目がシャッターの代わりに写真を撮って、意識と無意識の両方を使い、情報を処理するテクニックです。
これを読んだからといってすぐにできるわけもありませんので、ふ〜んと流していただいても構いませんが、ここは、習慣として使うと便利だな〜と思える事がいくつかありますので、紹介します。
まず、全ての行動は目的を持って始める!です。
ここが、全てだと私は講座を受けて感じました。もう一度言います。
目的 です。
さて、読み方を紹介しますね。
- 準備
本を最初に手に取ったとき、あなたは、どんな感情が湧くでしょうか?
小説なら、ワクワク、ドキドキ?
試験勉強の本なら、がんばろ〜!とか…そう、未だ本を広げていなくても、もうあなたの脳はその目的に向かって無意識に動き出しています。 - 予習
今度は全体をざーと見てみます。言ってみれば選別みたいなもので、ざっと見た時と自分が思い描いている事が一致するかどうか確認します。およそ2〜3分の作業ですが、これはとても重要で、問題集なら、自分が最後までやりとうせるかどうかの確認になります。目的の価値がないとみなしたら、ここで中止しても構いません。むしろ、止める方が時間の節約です。そして、本を読むと決めたら、今度は、もう少し深く目的を考えてください。試験勉強用の本や参考書だったら、ここから何を得るか、またこれをマスターしたら本当に合格できるか?例えば、基礎、初級、中級などのレベルがあれば、そのことを必ず認識しておいてください。こりゃ〜無理だと思えばレベルを落としたり、塾に行くのもアリです。 - フォトリーディング
目的を明確にしてざーっとページをめくりますが、テクニックとしては気持ちを集中させ、一定のペースでパラパラページをめくります。
この辺のテクニックはなかなか説明するのは難しいので、そうですね、理解しようとせず、本に対して馴染み感をつけて最後まで目をとうしたぞ!という気持ちを脳に与えます。
要は、既に脳は知ってる!振りをさせるわけです。多分、時間は5分ぐらいですね。 - 復習
ざっと目を通した後、文章のなかで気になった言葉やココをもっと勉強したいと思ったところを簡単にリストにしておきます
この辺から、ふわふわとした目的から、この本から得られる情報を整理してみましょう。時間は15分から20分ぐらいです。
ここで、幾度となく目的や時間をお伝えしていますが、これは、時間をかけても集中力が低下するだけですので、いずれも俯瞰する方が大事です。 - 活性化
さて、たった30分程の行程でしたが脳は随分疲れていますから、ここで、10〜20分もしくは一晩眠るなどして「生産的休息」を取ります。
私たちが休んでいる間でも脳はずっと考えています。例えば、気になったところを明確にするという作業を手を動かして書くことによって脳にも記憶しています。先ほどからざーっと目を通した本の内容となんらかのかたちで結びつけようと、脳内に沢山の回路を休息時間に作っています。ほんま、脳ってえらいね〜。
さて、今度は自分の作った質問事項について参考書や問題集を手に取り、ドンドン明確にしていってください。試験まで少し時間のある場合はそのことが深く理解できるよう、別の本からでの情報でも構いません。こうすることによって、ただの暗記から記憶が粘ってきます。ここも20分ぐらいに止めておいてください。時間に区切りを付けることによって、好奇心が湧き勉強も続ける事ができます。
また、マインドマップを書きながらの暗記も効果的です。絵や、カラーペンを使ってイタズラ書きもOKです。昔よく歴史の教科書にイタズラ書きしませんでしたか?以外とあの時の記憶のほうが今でも心に残ってる事があります。ここで、視覚も十分利用してください。脳は、この方が覚えやすいです。
こんな風にある程度馴染みを付けると、記憶しやすいですし、もし時間がない日はただページをめくって馴染み感を付けると良いです。イメージとしては、時間がないときの朝、新聞紙をパラパラめくって見出しをチェックするような…あんな感じでいいと思います。4年前、2日間にわたり講座を受け、それでもこの技術を習得するのに随分の時間とお金を費やしました。今でもしっかりできているかどうかなんて、わかりませんが、ちょっとしたコツをまとめて見ました。まだ、試験まで時間がありますので、こうやって馴染み感をつけていただければ合格へのイメージもつきやすいかと思います。
もう一度言います。目的はとても大事です。
沢山のゴールを設けて、夢を叶えてください。応援しています〜!
これを、受験する私の友人たちと、読んでくださったあなたへ
他人に厳しく、自分に甘い、みっちゃんでした。マル。