昨日は、ダイエット難民になったのは「失敗」ではなく、たくさんの「経験」を積んできた証だとお伝えしました。
今日は、その経験から何がわかったのか、一緒に検証していきたいと思います。
この検証、実はとても大切なんです。なぜなら、自分の思考や生活様式が見えてきて、自分にとって正解のダイエットを見つける糸口になるからです。
生活に組み込めないと続かない
私がこれまで様々なダイエットを経験してきて発見したこと。
それは、生活の中に自然に組み込めないと無理だということでした。
そこで私は考えました。
痩せている人は、どんな考えを持っていて、どんな工夫をしているんだろう?人から情報を得たり、その人の行動を観察したりして、気づいたことを振り返ってみることにしました。
もともと痩せている人や太らない体質の人は除いて、太らないように気をつけている人、または以前は太っていたけれど今は痩せている人を観察した結果、面白いことがわかったんです。
痩せている友人の生活スタイル
現在SサイズやMサイズの服を着ている友人を観察していると、実に興味深い共通点がありました。
とにかくよく動く
彼女はちょこまかちょこまかと、よく動いています。
ゴルフや他の運動もよくするし、旅行中も観光だけでなくアクティビティをたくさん取り入れています。
例えば移動。タクシーを使わず、できるだけ地下鉄やバスを利用して歩いています。
部屋でゆっくり過ごす時間があれば、面白そうな場所をネットで検索して、スケジュールに組み込めないか検討するんです。
観光も、人に案内されるような受け身スタイルではなく、自分で調べて動くスタイル。見学先も自分の足で歩いて回ります。
常に動ける準備をしている
旅行の荷物も工夫が満載です。
動きやすい洋服で、手ぶらで動けるようにウエストポーチやリュックを愛用。
車移動の時も、観光ではすぐ動けるように運動靴や時間があったらゴルフや登山を組み込めるように用具を積んでいることが多いんです。
飲み物と食事の選び方
飲み物は、水やお茶が中心。
コーヒーや紅茶もブラックで飲むことが多く、余計なミルクや砂糖は入れません。豆乳なども上手に取り入れています。
一緒に旅行すると、旅の楽しみとしてアイスクリームやケーキを食べることもありますが、それも特別な時だけ。
レストランではアラカルトを注文し、デザート付きのコースを選ぶことは少ないです。
食事の間隔がしっかり空いている
私より食事量はしっかり食べますが、食事と食事の間がきちんと空いていて、その間ほとんど間食がないんです。
時間が経って「お腹すいた」と言って食事をとる時は、きちんとした食事を取れるように食事場所を選びます。ファミレス、牛丼チェーン店でも構いませんが、コンビニ食ではなく、レストランや食堂で食べる食事を選んでいます。
理由は、レストランや食堂の食べ物は食品添加物が少なく、カロリーや費用が多少オーバーしても、しっかりと栄養を摂れるから。
もちろん、ケーキや和菓子を一緒に食べることもあります。でも毎日ではなく、本当に「特別感」がある時だけですし、ケーキより和菓子の方が脂肪分が少ないので好んで食べてます。
体重管理もこまめに
体重計があれば時々チェックして、多少オーバーしている感じがあれば、早めに元の体重に戻す努力をしているようです。
私が学んだこと
このように痩せている人を「人間ウォッチング」のように観察していると、
「ああ、なるほど!」と参考になることがたくさんあります。
私がダイエットを始めてから痩せ始めたのは、ほとんど甘いものを抜いたことが大きいと思っています。
食事の量は以前と全く変わっていませんし、あすけんアプリを参考にしてタンパク質中心にはなりましたが、極端に少ない食事はしていません。
痩せた友人と一緒にご飯を食べていても、必ずと言っていいほど私よりたくさん食べています。
筋肉がついているから代謝が良く、食べても太りにくい体質になっているとは思いますが、それでもきちんと食べることが大事なんだと実感しています。
あすけんアプリで栄養素を意識したことで、「ちゃんと栄養をとることは生きていく上でも、ダイエットであっても正しいのではないか」という確信が持てるようになってきました。
失敗ではなく、消去法で考えよう
痩せている人の真似を全てしたとしても、一緒にずっと生活しているわけではないので、どこまで真実なのか、また、自分にできるのかはわかりません。
でも、これを実際に自分の生活に取り入れて検証することで、自分に合っているか、合っていないかはわかります。
うまくいかなかったことも「失敗」ではなく、消去法で考えられたということ。
「失敗は成功のもと」と言うように、たくさんの経験値を積んで、そこから自分に合った方法を見つけていく。
それが大切なんだと思います。
私も年末までもう少し体重を落としたいので、検証しながら消去法でやっていこうと思います。
よし、頑張るぞ!