あなたは「ダイエット難民」になっていませんか?
私が陥っていた迷宮
「あすけん」アプリで食事記録を始めて、ようやく気づいたことがあります。それまで私は、様々な人の話を聞いては試し、また別の方法を試し…を繰り返していました。
どの方法も、確かに正しいことを言っているんです。でも、成果が出ない。
• 「タンパク質ファースト」→ でも、具体的に何グラム摂ればいいの?
• 「糖質制限」→ どこまで制限すればいいの?いつまで続けるの?
こうした疑問に答えられないまま、何度も挫折を繰り返しました。
そのうち、実践することをやめて、ただ本を読むだけ、人の話を聞くだけになっていったんです。
当然ですよね。何度も失敗すると、新しい方法を聞いても「どうせ辛いんでしょ?」「私には無理…」という思考が先に立ってしまうんです。
私が試した数々の失敗
糖質制限の光と影
数年前、糖質制限に取り組んだとき、確かに成果は出ました。
しかし、登山などのスポーツをやると場合は、結構しんどくて、途中離脱してしまったんです。
朝食にタンパク質だけでは、エネルギーが全く足りなかった。気分が悪くなり、体が動かない。
糖質を100%カットすることへの疑問も湧いてきました。
「これって、本当に体にいいの?」
断食道場での体験
1週間の断食で4キロ減量しました。胃腸を休められて、精神的にもリラックスできた、素晴らしい体験でした。
でも、家に帰れば元通り。
毎日の生活は365日続くのに、断食道場に定期的に通うなんて、時間的にも経済的にも無理。
そのお金と時間があるなら、旅行に行きたい…とも思っていました。
スポーツジムという高いハードル
運動が大切なのは分かっています。
でも、田舎に住む私にとって、ジム通いは本当に大変でした。
• 車で20〜30分かかる距離
• 着替え、運動、シャワー…最低でも2時間半必要
• これを週3回以上続けるなんて…
太っている体で、運動なんてもってのほか。
できれば動きたくない。家でゆっくりしたい。そう思う自分がいました。
結局、重い腰を上げられるようになったのは、膝を痛めてからでした。
毎日痛みを感じるたびに「このままじゃヤバい」という不安が、私を突き動かしたんです。
気づいたこと:あなたは「難民」ではなく「経験者」
ダイエット難民になっていた私。
知識はあるのに、何を始めていいか分からない。だって、全て失敗していたから。
でも、ちょっと待ってください。
難民になっているということは、ありとあらゆることを実際に試してきたということ。
つまり、あなたは前向きに取り組んできたんです。
それって、実は素晴らしいこと!
既に、人より多くの知識と経験を持っているということです。
ただ、足りなかったのは何か?
検証です。
大切な真実:あなたと他人は違う
何度でも言います。人と自分は全く違います。
生まれ育った環境、遺伝子、40年(あるいはそれ以上)の生活習慣。これらは体に染み付いていて、すぐに変えるなんて無理なんです。
考えてみてください:
• お金持ちになりたい
• 仕事ができる人になりたい
• 綺麗になりたい
これらが数ヶ月で実現するなんて、あり得ないですよね?
でも、ダイエットだけは、すぐに結果を期待してしまう。
目標が「体重」という数字で見えるから、簡単そうに思えてしまうんです。
そして、失敗する。
何度も失敗すると、自己肯定感が下がって「私には無理!」となってしまいます。
希望はここにある
でも、考えてみてください。
ダイエットは:
• すぐに始められる
• 安価で取り組める
• 既にあなたは多くの経験を積んでいる
つまり、何が自分に合って、何が合わないか、本当はもう分かっているのではないでしょうか?
私からのオススメ
今までの経験を、もう一度整理してみることをオススメします。
これだけで見えてくることがあります:
• 自分は何に取り組むべきなのか?
• 本当に痩せたいのか、それとも話題に参加したいだけ?
• 取り組むこと自体が楽しいのか?
• 実は、さほど痩せたいと思っていないのでは?
自分の本当の気持ちが、クリアになってきます。
次回は、私がどうやって自分に合った方法を見つけたのか、検証のプロセスについて書きたいと思います。
あなたの経験は、決して無駄ではありません。
それは、これから成功するための貴重な財産なんです。
では、また!