「よし、明日から頑張ろう!」
そう決意したあの日、あなたは何を決めましたか?
食事制限、ジム通い、早寝早起き…あれもこれもと、たくさんのことを同時に始めようとしていませんでしたか?
実は私も、まったく同じでした。
すべてを一度に変えようとして、失敗した日々
痩せるためには食事、睡眠、運動——この3つが大切だと、誰もが知っています。
でも、それを全部同時に始めるって、想像以上に大変なんです。
今までインスタント食品やお菓子を何も考えずに食べていた人が、急に手作りの栄養バランスを考えた料理を作る。それだけで、頭や手もフル回転です。
そこに運動まで加わったら?
太っている時の体は重くて、ちょっと動くだけでも息が切れます。
運動なんて、もってのほかです。
睡眠だって同じ。
仕事のスケジュールや生活習慣を変えるのは、簡単なことじゃありません。
これらを全部同時にやろうなんて、今思えば無謀でした。
ハードルが高すぎたんです。
「一つだけ」から始めた
今回、私が選んだのは食事の見直しでした。
運動も筋トレもせず今まで通りで、まずは自分が食べているものの栄養素を知ること。
それだけに集中したんです。
結果として、それが知識になり、考えて行動するきっかけになりました。
もし最初から運動も食事制限も全部やっていたら、絶対に続いていなかったと思います。
怖いのは「停滞期」という魔物
ダイエットを続けていると、必ずやってくる停滞期。
最近でこそ毎日体重計に乗るのが嬉しくなってますが、体重が減らなくなる時期がいずれやってくるでしょう。
頑張っているのに数字に反映されない。
そんな時、心が折れそうになります。
「もういいか…」
その一言が、今までの努力を水の泡にしてしまう。
せっかく続けてきたのに、リバウンドしてしまう。本当にもったいないですよね。
私が考えた、挫折しないための2つの秘訣
1. 生活の中に溶け込むダイエットを見つける
無理なく続けられる方法でなければ、意味がありません。
私の場合、「あすけん」というアプリで食事を記録することが、驚くほど合っていました。数字で見えるから、わかりやすい。
睡眠も同じです。スマートウォッチで点数が出て、友達と「みんチャレ」というアプリで毎日競い合っています。友人と勝った負けたと、ちょっとした遊び心が楽しいんです。
この遊び感覚が、私の睡眠の質を劇的に改善してくれました。
夜9時半以降はリラックスタイムにして、動画もSNSも見ない。布団の中でゆっくり過ごす。それが私のルールになりました。
温泉に毎日通うのも、睡眠の質を上げるための習慣です。そして、歩数が足りない日は温泉のウォーキングマシーンで補う。
スマートウォッチのリングが一周するように、毎日少しずつ動いています。
最初はスマートウオッチのリングが回らなかったけれど、これを取り入れることによって、今ではほぼ毎日達成できるようになりました。
2. 段階を踏んで、停滞期に備える
私は最初、結果が出やすい食事からアプローチしました。
運動で筋肉をつけることも大事。睡眠も大事。
でも、まず1キロ、2キロと体重が落ちる実感こそが、モチベーションになると考えたんです。
アプリに毎日食事を記録する。すると、嘘のように食べる量がコントロールされていきました。
体重も、するすると落ちていったことに自分でも驚いています。
すでに3キロ以上減っているので、もうすぐ停滞期が来るはずです。
そうしたら、次は運動の出番。
山登りや筋トレを少しずつ取り入れていこうと思っています。一気にやったら辛いから、無理のない範囲で秋から冬にかけて、定期的な登山も続けてみるつもりです。
階段は、一段ずつ上るもの
ダイエットは、急な坂を駆け上がるものじゃありません。
一段ずつ、確実に。自分のペースで。
焦って一度にハードルを上げると、途中で息切れしてしまいます。
でも、小さなステップをたくさん作れば、気づいたら高いところまで登れているんです。また、そうすることで、体重の停滞期も乗り越えられるのではないかと思っています。
あなたも、小さな一歩から始めてみませんか?
ちょっとしたステップをいくつも作って、一つずつクリアしていく。そうすれば、リバウンドも怖くありません。
無理なく、楽しく、確実に。
それが、本当に成功するダイエットの秘訣だと、私は信じています。