新しい洗濯機を使い始めて、毎日の洗濯が楽しくなりました。勝手に汚れを感知して最適な洗い方をしてくれるので、洗濯の手間が大幅に減り、スッキリ乾いた洗濯物を着る毎日が心地よく感じられます。
この経験から、洗濯機の進化と同じように、私たち自身も進化できるのではないかと気づきました。今日は、その方法について考えてみたいと思います。
洗濯機の進化が教えてくれること
新しい洗濯機を買って驚いたことがあります。昔の洗濯機は25分なら25分きっかりで終わっていましたが、今の洗濯機は全く違います。汚れ具合を自動で感知して洗濯時間を延長したり、脱水後に風を送って洗濯物をほぐし、干しやすくしてくれる機能まで備わっています。
10年前の洗濯機でも十分満足していましたが、振り返ると技術の進歩は驚くべきものです。でも、なぜ私たちは壊れるまで買い替えないのでしょうか?「もったいない」「まだ使える」という理由もありますが、実は新しい機能を体験していないから、その便利さが分からないということも大きな要因です。
人間の場合はどうでしょうか?
洗濯機はお金で買い替えることができます。しかし、私たち人間は他人と交換することはできません。「あの人だったらいいなぁ」「この人だったらいいなぁ」と思うことはあっても、隣の芝生は青く見えるだけで、実際に交換することは不可能です。
もう一つに、自分の新しい機能を体感していないから、その良さが分からないということも大きな要因です。
ですが、自分という「機種」は買い替えられませんが、自分の機能を知って調整することで、さらに進化することができるのです。
自分の「機能」を知る方法
1. 日常の観察して反応パターンを知る
毎日3分だけ、その日の自分を振り返ってみましょう。
– 「どんな時にイライラしたか」
– 「どんな場面で集中できたか」
– 「どんな状況で調子が良かったか」
洗濯機が汚れ具合を感知するように、自分の反応パターンが見えてきます。
2. 感情の「センサー機能」を育てる
洗濯機が洗濯物の量を感知して時間を調整するように、自分の感情状態を察知する練習をしましょう。
– 「今、ちょっと疲れているな」
– 「今、集中力が高まっているな」
– 「今、不安な気持ちになっているな」
気づいたら、その時の対処法(寝る、席を離れる、コーヒーを飲むなど)を決めておくのです。
3. 他人からのフィードバック
信頼できる人に聞いてみましょう。
– 「私ってどんな時に調子良さそう?」
– 「どんな癖があると思う?」
自分では気づかない「外から見た自分」の機能が分かります。
「調整機能」を活用する方法
1. マイクロ調整の実践
大きく変えるのではなく、小さな調整を心がけましょう。
– 人と話すときは相手の目を見る時間を少し増やす
– メールを送る前に一度読み返す
– 朝起きたら5分だけストレッチする
2. 環境設定の工夫
洗濯機が自動で最適な設定を選ぶように、自分が良い状態になりやすい環境を作りましょう。
– 集中したい時は特定の場所に座る
– リラックスしたい時は決まった音楽を聴く
– 考えごとをする時は歩きながら
3. 状況別「調整モード」の開発
洗濯機にデリケートコース、標準コース、強力コースがあるように、自分用のモードを作りましょう。
– 疲れている時用:無理をしない、必要最小限に絞る
– 緊張している時用:深呼吸、リラックス音楽、好きな香り
– やる気が出ない時用:小さな目標設定、ご褒美を用意
思考の癖も調整できる
自分の思考パターンや癖を知ることで、物事への向き合い方も調整できます。
- 「いつも最悪を想定してしまう」→「良い面も考えてみる」
- 「完璧主義で動けない」→「60%でもまず始めてみる」
- 「人の目を気にしすぎる」→「自分の価値観を大切にする」
まとめ
AI機能を自分に搭載させると、使うほどに精度が上がっていきます。私たちも同じです。
自分を知って調整する過程は、まさに進化し続けるプロセスなのです。
自分にはどんな機能が備わっていて、それをどう活用すれば上手くいくかということを知り、学ぶことができると分かってきました。自分の思考の癖やパターンでさえも、知ることで少し調整しながら、物事に向き合えるようになります。
新しい洗濯機を買うことはできても、新しい自分を買うことはできません。でも、今の自分の機能を知り、上手に組み合わせて調整することで、想像以上に進化できるのです。
古い洗濯機のままずっと使い続けるのか。それとも、AIを搭載するかのように進化し続ける自分になるのか?選択はいつでもできます。そして、いつでも進化し続けられるのです。
買い替えられなくても、調整だけで十分に毎日が心地良くなります。
そして、それがずっと続きます。
ちょっとそこに目を向けてみませんか?