ギリギリまで仕事をして、車をかっ飛ばしてやってきた静岡。
夕食は、1971年創業の「炭焼きレストランさわやか」静岡県が誇るハンバーグチェーン店に立ち寄った。
今日は1時間待ちだったけど、これくらい普通らしい。
名物の「げんこつハンバーグ」を求めて、地元の人も観光客も列を作るのだ。
人気の秘密は?
そんな人気店ならではの工夫がある。
待たせるけど不満を持たせない
予約は一旦店内で取り、携帯からどのくらい待たないといけないかリアルタイムに表示される。
これなら地元の人は一旦帰ることができるし、車内で待つことも可能だ。
地元の良さを活かす
国産牛100%の粗挽き肉を使った炭火焼きハンバーグは、ジューシーな肉汁が特徴的。野菜は提携農家から直接仕入れるので冷凍ではない。だから野菜本来の味がしっかりと感じられる。
親しみやすさ
店員さんの親切さも魅力。
ひとりでやってきた私に何がオススメかを聞いたら、色々教えてくれた。
そのあと接客中にも戻ってきて、「プラス50円できざみわさび(茎わさび)と一緒に食べると美味しいですよ」と、わざわざ伝えに来てくれた。もちろん、オーダーしましたよ。
さらに、コーヒーのお代わり自由サービスもあり、足繁く入れに来てくれる。女性店員だけど、私に気があるんじゃないか?と思うほどの親切さだ(笑)
値頃感
げんこつハンバーグセットの値段は2000円前後。普通のファミレスよりボリュームがあって、パンも玄米パンでふかふか!バターもちゃんと付いている。特製オニオンソースとの相性も抜群だ。
静岡県の郷土料理として愛されるこのお店、県外にはほとんど出店しないという徹底ぶり。だからこそ、品質とサービスが守られているのかもしれない。
「これ、やっぱり大事だよね。私も、いつもリピートされる仕事がしたいな。どうやったら、これだけ愛されるんだろう?」と考えていたのには訳があるんです。
息子が整備士として独立
名古屋で7年間、整備の仕事をしていた息子が、私たちの住む奈良県宇陀市に帰ってくることになったのだ。
彼は車やバイクの整備だけでなく、農業に関する草刈機のような小さな物からコンバイン、トラクターのような機械、リフトやパワーショベルのような重機まで、幅広く整備することができる。
田舎でかつ農業が盛んな宇陀市では、こういった整備のできる若い人材がおらず、多くの方が困っていた。大手メーカーでは、実際に整備を依頼すると部品がないからと購入を迫られるという。確かに仕方がないことではあるが、高齢化に伴い誰しも修理できるなら節約したいところだ。
多分この辺にニーズがあると思われる。
息子は実家に帰省するたびに人に頼まれて副業で整備の仕事をしていたが、その実績を踏まえて、今回の退職を機に自営業を始めることを決意した。
現在は整備士の免許に加えて電気工事士の免許も取得し、来年からの開業に向けて準備を進めている。
さわやかのように、地域に根差し、確かな技術とサービスで信頼される存在になってほしい。
そして、息子の新たな挑戦を、母として、ビジネスコーチとして精一杯応援していきたい。
あー、お腹いっぱい、満足、満足!!と、さわやかで感じた満足感を、子供と共に育てていきたいなぁ。
我が家の次男坊!
頑張れ〜〜