曇り空が広がる土曜の朝。雨が降りだしそうな空模様でしたが、不思議と心が温かくなるような、そんな一日の始まりでした。
いつものように朝のベビーリーフの収穫を済ませ、ふと目に入ってきた情報。隣町の菟田野町での毛皮フェア。
毎年時間があれば親戚が訪ねてくれる楽しみの一つなので、すぐに連絡を入れました。すると、今日の午後から遊びに行くわとのこと。
こちらの毛皮フェアは、高価な毛皮から手の出しやすい手袋やマフラー、小物まで多種多様で掘り出し物を見つけに、年に一度訪ねてくれます。
好き!富士宮焼きそば
お昼は富士宮焼きそばという贅沢な時間。
息子の友人が静岡から帰省する度に買ってきてくれる特別な味。
コシのある麺に特製ソース、そして隠し味のだし粉と豚バラの天かす。
一口食べる度に、時折気にかけて持ってきてくれる優しい心遣いと関西には無い焼きそばの味を感じる時間でした。
関西の文化の奥深さ
そして夕方、待ちに待った親戚の来訪。毛皮フェアの帰りに立ち寄ってくれました。
「見て見て!」と嬉しそうに見せてくれたのは、3歳のお子さんの背負う可愛らしいクマのリュック。
「いくらやと思う?」という親戚の得意げな表情に、私も興味津々。まさかの100円という衝撃の答え。
思わず「さすが!」と声が出るほどの掘り出し物に、「どうしたん?」と、関西人の血が騒ぎました。セカンドショップで見つけたらしいです。
高価なものを買うのは誰でもできる。でも、本当に価値のあるものを安く手に入れる – それこそが関西人の誇り。
親戚の自慢げな表情に、改めて関西の文化の奥深さを感じた瞬間でした。
関西人あるあるの誇り
何気ない土曜日。でも、関西らしい会話と笑顔に彩られた、かけがえのない一日となりました。
私たち関西人の「お得自慢」という文化。それは単なる倹約ではなく、知恵と誇りが詰まった、温かな生活の知恵なのかもしれません。
今日も、どこかで誰かが「ええもん安う買うた~!」と自慢している。
そんな光景がやっぱ関西らしいなぁとつくづく思う今日この頃です。
やっぱ好っきやねん♪