友達から誘われた豪華客船日本一周の旅を諦めることにしました
豪華客船日本一周の旅への憧れ
数日前に友人からメッセージが入っていて、来年の秋にアメリカから友達が帰ってくるから、ついでに別の友人達と一緒に10日間の日本一周船旅をしようという提案がありました。
聞いた瞬間、なんだかとても魅力的だなと思いました。
というのも、以前「飛鳥」という豪華客船に仕事で乗ったことがあり、こんな感じで船旅に出られたらいいなという憧れもありました。
豪華客船の旅とは、洋上で優雅な時を過ごしながら、複数の寄港地を巡る特別な旅行形態です。
その最大の特徴は、移動そのものが贅沢な休暇となることです。
客船内には、一流シェフが腕を振るうレストラン、バー、大浴場、プール、スパ、フィットネスジム、劇場などの施設が充実しています。
食事は通常、朝・昼・夕の三食が飲み放題付きで提供され、夜にはショーやライブなどのエンターテイメントも楽しめます。客室によっては、バルコニー付きの上質な空間で、波の音を聞きながら海を眺める贅沢な時間を過ごすことができます。
船旅の魅力的な点は、寝ている間に次の目的地へ移動することです。朝目覚めると、新しい港町の景色が広がっており、下船して観光を楽しむことができます。
寄港地では、その土地の名所を巡るオプショナルツアーが用意されており、効率的に観光することが可能です。
女性同士の会話は尽きない
しかし、その後、クルーズの旅を提案してくれた友達の家に泊まりに行って話していた時のことです。
友人の家は自宅から車で2時間はかかります。なので日帰りというよりも、特別な時に泊まりに行くという感じです。
たまたまこの日は、みんなで夕食を食べに行こうという話で盛り上がり、「じゃあついでに泊まらせてね」みたいな感じで行くことになりました。
朝から友人宅に1泊させてもらうということで、家の後片付けや洗濯物、準備を済ませて早速車で向かいました。
友人宅に着くと、久しぶりに会った友達同士、会話に花が咲きました。
当然のように、取るものもとりあえず友人宅でずっと食べたり、しゃべったりとピーチクパーチク、とても賑やかに夕方を迎えた後、レストランへ車で向かいました。
女性というものはほんとに口から生まれてきたんじゃないかしらと思うほど止めどもなく、話が盛り上がっていきます。
あれだけ家でしゃべったんだから、もうしゃべることはないのかなと思いきや、食べ放題のしゃぶしゃぶをいただきながら、またまたいろんな話に花が咲きます。
豪華客船の問題点
ひとしきり飲んでしゃべって食べて楽しい1日が終わり、ふといつも運動しているスマートウォッチの計測系を見ると、活動量という心拍数が100以上上がるような運動が25分できているかどうか測るメモリが3分程しか達成できていません。
9月から計測することを意識し始めてからは、こんなグラフは初めてです。
やばいなと思いました。何がやばいって、これが10日間豪華客船の中で繰り広げられたら、お金を払って太りに行くようなものだわと思いました。
実は、豪華客船の中での食事は、飲み放題食べ放題の毎日です。加えて私たちが寝ている時に船が移動して次の寄港地に到着しますから、私たちが運動することがほとんどないのです。
このような船旅には特徴的な生活リズムがあります。豊富な食事やお酒、ゆったりとした船内での時間は、ともすれば運動不足になりがちです。また、寄港地観光も多くは団体行動となるため、その土地を深く知る機会は限られます。
移動の疲れを感じることなく複数の場所を巡れる利点がある一方で、能動的な観光や地域との深い関わりを求める旅行者には、少し物足りなさを感じさせる可能性もあります。
ということは、何も考えずにひたすら食べて飲んで喋りまくるみたいな感じですね。
まあ、たまの数日ならこれもありかもしれませんが、10日間となるとやはりどうかなと疑問が湧いてきました。
実際、10日もあればその予算と時間を使って、日本一周よりも海外に行ってみたい気もします。
豪華客船の旅は、贅沢な施設とサービスに囲まれながら、ゆっくりと時間の流れを楽しむ大人の休暇スタイルといえます。
しかし、もう少し年齢を重ねてからでも良いのではないかと考えています。
ということで、今でしか味わえない旅、まだまだ未知との遭遇の旅に魅力を感じている私です。