「寒っ!」目が覚めた瞬間、季節の移ろいを肌で感じました。
窓の外では冷たい雨が降り続いていました。
今日は友人たちとゴルフの予定。
やばいなぁと大慌てで天気予報をチェックすると、ゴルフがスタートする9時には雨も止んでいそうです。
ついこの前まで半袖で過ごせていたのに、14度という気温に、長袖を探してタンスをかき回す始末。
衣替えの必要性を痛感しつつも、予定されていたゴルフに遅刻するわけにはいきません。急いでジャージを羽織り、友人たちとの約束のゴルフ場へ向かいました。
幸いにも、ゴルフ開始時には雨も上がり、太陽が顔を覗かせてくれました。きちんと整備された緑の芝生の上で友人たちと過ごす時間は、たわいも無い会話に花が咲きます。
ショットを打つ合間の会話で、ふと国家資格の話題になりました。
友人の「資格試験の当日、きちんと準備できている人は全体の3割しかいない」という言葉が印象に残りました。
その瞬間、来年2月の薬剤師国家試験に向けて懸命に勉強している娘の姿が目に浮かびます。
6年間の薬学部生活、幾度となく繰り返される試験、そして今。
毎日7〜8時間、週50時間という驚異的なペースで勉強を続ける娘の姿に、母親として凄いなぁと尊敬の念を覚えずにはいられません。
一方で、自分自身を振り返ると、「あっちにフラフラ、こっちにフラフラ」と自由奔放に生きていた若い頃の自分が思い出されます。いや、待てよ、今もそうだわと、苦笑するしかないようです。
「よくできた娘だわ」なんて、親バカ全開で思ってしまう。
そして、春には合格を勝ち取れますようにと願わずにはいられません。
今となっては、娘を応援することしかできませんが、それでも彼女の頑張る姿は私の心に強く響きます。試験の当日、きちんと準備できている3割の人に入れるように頑張ってほしいなぁ。
そうそう、今日のゴルフはどうだったかって?
ああ、まあ、いつも通りの期待はずれのスコア。そして、それも人生の一コマ。歳を取るとね、それも人生の一コマと考えられるようになるみたいね。
私にとっての今は、多分、静かな秋の訪れ、実った作物を収穫できるよう、応援したり環境を整えたりすることかな。