毎年、年の始めに5年ほどの時の流れを見据え、やりたいことや達成したいことを書き記すのですが、今年は大谷選手に触発されて、チャートマンダラを書いてみました。
これは、目標達成や問題解決をサポートするためのツールです。
この手法では、1つの核となる目標から8つの方法や姿勢を派生させ、それらをマンダラのように展開していきます。
チャートマンダラの書き方
中心テーマの設定
チャートの中央には、達成したい主要な目標やテーマを設定します。
八つの関連要素の探求
中心のテーマに関連する8つの要素を考えます。これらは目標に到達するための具体的な手段、考慮すべき点、または関連する小さな目標などが含まれます。
マンダラの形式
このチャートはマンダラのような形をしており、中心から放射状に要素が配置されます。各要素は中心テーマと直接関連し、全体としては目標達成への道筋を描き出します。
洞察と計画
各要素を詳細に検討し、それぞれの要素がどのように中心の目標に貢献するかを考えます。これにより、目標達成のための計画や戦略を立てるための洞察を得ることができます。
チャートマンダラは、ビジネスの目標設定、個人的な目標達成、問題解決など、さまざまな状況で有効なツールとして活用されています。
このツールは、複雑な目標や問題を小さな部分に分解し、全体像を見失うことなく、具体的かつ実行可能な計画を立てるのに役立ちます。
やってみて気がついたこと
この方法を試して気づいたのは、最初に選ぶテーマは一つだけなので、他にもあるんだけどなぁと、テーマが絞れないことです。それによって書いてみたけど、他の目標を達成できないような感覚に陥らせることがあるということです。(欲張り気質です。)
しかし、何個かテーマを変えて書いてみましたが、異なるテーマに移っても、単に書く内容が入れ替わるだけで、意外とやる事はどれも同じようなことで核心を突いていると感じました。
意外と、8つの行動を書き出すにも時間がかかり、その後の曼荼羅を埋めていく作業にも、時間がかかりました。しかし、解決方法は、ちょっとしたアイデアが閃くことでスルスルと行動に移せることもあります。もし、空白があっても無理に埋めずに、時間をおいて書くことでも、効果は更に高まります。
個人セッションでやることに大きな意味がある
偶然にも、あるセッションでクライアントにこの話をしたところ、今日話し合いたいテーマをチャートマンダラ風に書いてみたいと言われました。そこで、そのテーマに沿って8つの項目を挙げてもらいました。
通常のセッションでは、おそらく3~5項目しか出なかったことでしょう。しかし、クライアントは最後の項目を苦労して絞り出しました。それらを精査すると、最初は表面的な言葉や誰もが考えるテーマが出るものの、8項目になると普段では思いもよらない言葉が浮かぶようです。
また、グループでこれをすると、人は自分の良いところを見せようと無意識に、大きくてかっこいいテーマを選んでみたり、実行できそうにもないことを堂々と疑いもなしに書く事です。
その点、セッションでは色々細分化するので、目標にアクセスしやすい課題設定やもっと泥臭い行動を自分の言葉で書けるようになってきます。
どう活用するのか
夢地図とは異なりワクワク感はありませんが、迷いや決断が迫った時にはどっちの方向に進むべきなのかの方向性を示してくれます。
例えば、ダイエットしているんだけど、今日は甘いものが食べたいなぁと思ったとしましょう。いつもだったら誘惑に負けて、無意識にスッと手を伸ばしてしまうケーキに、そうだったと、半分にしたり、その代わりに食事の量を減らしたりと工夫が生まれてきます。Aにすべきか?Bにすべきか?そんな時でさえも、どっちにすればより願望達成に近づくのかを考える指針になるに違いありません。
なので、書くだけでは終わらず、定期的に見返したり、なんかこの感覚違うなぁと思ったマスに書いた言葉を修正したりすることも大切です。
クライアントさんにこれをしてもらったところ、「書いた通りにすれば叶わないはずがない!」という感想や、「自分の本当に考えていたことを言葉にできた!」という感想を頂いています。
自分の想いや行動を可視化するために、文字を書くことはとても大事です。
頭で考えたことを口に出したり、文字を書くことで、脳を刺激する働きがあります。
ぜひ、時間があればチャートマンダラを書いてみてください。
新しい発見をしたり、思考の枠が広がるかと!!
そして、大谷選手が成功したのは、これを愚直に一個ずつ丁寧にやりとげた粘り強さがあったからではないでしょうか?
”ローマは一日にしてならず”とも言いますが、その前に、指標がなければそのローマを創造することもできません。
是非、チャレンジしてみてください!
では、また!
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