最近、人から、行動が速くなったねと感心されることがあるのですが、よくよく考えてみると、コーチングのコーチと定期的に自分と向き合うことをやっているからだと気が付きました。
本当に人に言われないと自分の変化には気が付きにくいものです。
今日は、自己対話から始まる、コーチングの効果について書いてみたいと思います。
自分のことは自分では解らない
山を登りながら友達と話すと、たびたび「最近思うんだけど、なんでそんなにやろうと思ったらそこから行動が早いの?」と聞かれます。
「え?私なんか、決断に時間がかかったり、悩むことも多いのに、、、」と思います。
「ふーん、急に死んだ経験がある人が、それ以降新しい人生を生きるようになる、という話はよく聞くけど、あなたは特に大病を患ったわけでもないし、何があったの?」と尋ねられることもあります。
「はてな」と頭を抱えます。
しかし、じっくり考えてみると、私は自分のコーチに自分の考えや悩み、時折腹が立つ事柄を話すことがあります。
これが大いに役立っていると思います。
例えば、腹が立つことや悪口を言いたいと思うことは、人生生きていればありますよね。
しかし、その気持ちを他人に話すことは解決策にはなりません。
もしかすると、その話を面白おかしく、時には、親身様に聞いてもらえるかもしれませんが、下手したら、自分に唾を吐きかけるような物で自分に返ってくることもあるのです。
コーチングを受けることでもたらされる変化
しかし、コーチには心を開けます。
それは、長年にわたる信頼関係の構築とプロフェッショナリズムがあるからです。
本心を吐き出したいとき、コーチはスポンジのようにしっかりと吸収してくれます。
称賛が欲しいときはちゃんと褒めてくれます。間違っていたり逸脱したりすると、コーチは私の進むべき道を示してくれます。
コーチは他人ではありますが、セッション中は別の視点から物事を見てくれる私の分身のように感じます。
コーチングによって、
ぐちゃぐちゃの頭の中を整理できたり
やる気や元気をもらえたり
固定観念という絶対に動きそうもない石が揺れ動いたり
心が落ち着いたり
涙が溢れ出たり
といった変化が訪れます。
混沌とした思考パターンから、少しずつ変化が訪れます。これらは小さな変化かもしれませんが、セッションが終わると、新たな力を得てまた頑張れる自分がいるのです。
だからこそ、再び一歩踏み出すことができます。
そして、日々の生活が繰り返される中で、自分自身が気づかないような微細な変化が生じています。一見すると大した変化ではないかもしれませんが、長い間会わない人にとっては、それは進歩として感じられるのかもしれません。
自分自身に向き合う時間は遠回りのように見えて近道
自分自身と向き合うのは、難しい作業です。
どう向き合うべきか、何に対して時間を取るべきかさえもわからないことがあります。コーチとの対話を通じて、問いが投げかけられ、それに向き合おうとする機会が生まれます。
一見、これは無駄な時間のように見えるかもしれません。
しかし、ソクラテスの名言に「よりよく生きる道を探し続けることが、最高の人生を生きることだ」とあります。
つまり、悩んだとしても逃げず、立ち止まらず、問題に立ち向かって考え続けることが、新たな自分に出会うための遠回りのように見えて近道なのです。
今年も半分が過ぎました。
停滞気味に感じた6月が終わり
よし!
気持ちを切り替えて、7月へいざ!
キャリアコーチとしての視点
私たちコーチングのコーチの役割は、そのプロセスを促進し、サポートすること。
個々のクライアントが自己対話と思考の整理を通じて、自身の行動を見つめ直し、新たな行動に勇気を持って挑む力を育てるサポートを行うことです。
私たちの役目は、クライアントが自己成長の旅路を進むための道しるべとなること。その旅は、クライアント一人ひとりが自分自身の生き方を切り開いていく冒険であり、私たちの使命は、その冒険の旅を可能な限り豊かで有意義なものにすることでもあります。
この方法を身につけることが出来ると、自然と解決に向けて自分で模索したり挑戦したりすることが出来るようになってくるようになります。
あなたの人生はあなた自身でしか切り開くことができません。
是非、自分との対話の時間をとってみて下さい。
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