自分が気決めた事をやり始めると、途中で飽きてしまったり、なんとなく成果が出なくて嫌になって辞めようと感じたことはありませんか?
私は、ここ2ヶ月毎週のように登山をしているのですが、その都度、登山中で感じる「後悔」という感情が湧き起こるんです。
それも毎回ですよ(笑)
しかし、後悔しながらも何故そこから先に進めるのか?
一言で言うと何度も同じ事を経験し、やっぱり登って良かったと思えるので、この「後悔」と言う感情を一旦脇に置きながら前に進めるのです。
今日は、その登山の途中で感じる「後悔」を超えるまでについて書いてみたいと思います。
三合目までが後悔に支配されている心と身体
さて、意気揚々と登山を始めると、最初の30分、大体2〜3合目地点あたりで息が切れてしまうんです。
その瞬間、「なぜ登ることにしたんだろう」という後悔の念が私を襲います。
これは、身体がまだ山登りに馴染んでいないからだと思います。
息が徐々に上がってくるにつれ、快適な日常が一瞬に消え失せ、ただ辛い逃れたいと思う瞬間がやってきます。
体が重く感じられ、足が妙に痛い。
まさに、今日は無理なんじゃないか?やっぱ辞めとこう。
なんで登ってるんやろう?
と言う「後悔」が私の頭に何度も過ぎります。
今ここで、足を止めるとゼンマイ仕掛けのお人形がもう動けなくなる恐怖で、とにかく、後悔を一緒に引き連れながら一歩一歩踏進めます。
その気持ちを抱えたままでも、足を止めてはいけないのです。
後悔が緩和される瞬間
でも、その境地を越えると、体が徐々に馴染んでくるんです。
まるで機械に油をさしたかのように、膝などの痛みが薄れていきます。
呼吸も少しずつ整い、心拍数は確かに上がっていますが、それがまた新たなリズム感をもたらします。
ここから、さらにただ進むことだけを考えて、足をまた一歩一歩進めるのです。
最後までやり遂げる自信が湧いてくる瞬間
7合地点を過ぎた辺りから、「ああ、もうすぐ頂上だ」という感覚が生まれます。8合地点に到達すると、もう完全に山を登り終えた感があります。
実際、まだ山頂まであと2合地点あるのですが、それでも8合地点に到達したときの達成感は強い。
そして、この先、どんなに辛くても、最後までやり遂げようという自信が湧いてくるのです。
このような経験を積めば積むほど粘り強さが身についてくる
これは、私たちの日常生活にも当てはまると感じます。
ちょっとした嫌なこと、ランニング、英語の勉強など、何でも始めたばかりの頃は、自分が全然成長していないように感じ、やめてしまおうかと後悔することが多いのです。
しかし、私の体験から学んだことは、「3合地点を乗り越えると、少し楽になっていき、7合目地点ぐらいから、絶対やり遂げるぞという達成感と、やっぱり登ってよかった」という実感が得られるということ。
その経験があるからこそ、7合目あたりからどんな困難も乗り越えようと思えるのです。
これが繰り返されることで、ちょっとした辛さを乗り越える力、粘り強さが身についてくるのではないでしょうか。
頑張り続ければ、3合地点のちょっと苦しい後悔を越え、すべてがうまくいく可能性が開ける。
それが登山から学んだ教訓です。
こちらは、登山中に見かけた笹百合
優しいピンク色の可憐な一輪に登山中癒されました。
では、また!
キャリアコーチとしての視点
このような経験は、実は私たちの日常生活にも非常に当てはまります。
新しいことを始めたばかりの頃、自分が全然成長していないように感じ、やめてしまおうかと始めたことを後悔することはないでしょうか。
しかし、自分の体験から学んだことは、3合地点ははじめの壁のように思います。
ここで足を止めないで進めていくことで到達点の景色が見えてくるのです。
なので、毎日のちょっとした困難を乗り越えることで粘り強さが身につき、その力こそが、新たな挑戦を受け入れる力や、可能性を広げるのではないでしょうか
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