金剛山登頂を経験し、富士山登山へのトレーニングを継続中の私が、自分を超えるチャレンジや達成感の大切さを登山を通じて学びました。
また、既に達成している友人の背中を追いかけることで、出来たらいいよねからやってみよう!という気持ちの変化が起きたのです。
今日は、諦めかけていた一つの出来事を丁寧にみながら自分を超えてみようと思ったきっかけと、心の変化について書いてみたいと思います。
なぜ、富士山登頂を目指すのか
昨年の夏に、『もし富士山に登りたいと考えているなら、早めに決断したら方が良いよ。なんせ年齢と共に体力が衰えて、チャレンジできなくなるから』と友人に言われ、そうだ!目指そう!と決めました。
夫はグループツアーでの富士登山を体験したことがありました。その当時は、まだ未就学の3人の子供を置いて参加することができず、タイミングを逃してしまいました。
あれから20年以上が経ち、既に縁が無かったと諦めていたのですが、同年齢で登山の経験がない友人が「俺、コロナが明けたらキリマンジャロ目指すから!」と言っていたのが数年前、そして、今年の春に登頂しました。
ほんとおったまげたわ。日本の富士山ではなく、アフリカ大陸の最高峰(5985m)です。
まさか…と思っていたけど、ずっと彼の頑張っている姿を見て本気なんやなぁと幾度となく思い、私もタイミングが無かったよねとか年齢が…と諦める前に、一度は挑戦してみようと思えたのです。
先輩の背中を見る
その友人は運動らしいことはあまりしていませんでしたが、昨年の春から海外に行けるタイミングを見越して準備を始めました。
毎日のランニングや食事制限をして体力作りと体重を落とし、休日には登山を楽しんでいました。
その努力のおかげでたった半年間で富士登山に成功し、アルプス縦走も何度か繰り返しているのです。
そんな友人の背中を見て、自分も挑戦してみたいと思いました。
先ずは手始めにスタートしたのが金剛山でした。
こちらのブログにその時のことが書いてあります。
登山中に浮かんだ思いや気づき
2回目の登山で気持ちに余裕が生まれ、登りながらさまざまなことが頭に浮かんできました。なんで、しんどいのに登ってるんだろう? 高校生の時に山に登った思い出、そしてなぜ富士登山をしたかったのか? そんなことを考えながら、ふと自分はどんな人生を送りたいのかが見えてきました。
そう、棺に入る前に私はどんな風に思えば幸せだろうか。
そこには、「チャレンジできたこと、体験したことをニヤニヤしながら思い浮かべたい」という気持ちと、「周りにはまだ見ぬ世界やそれを共有できる友人や家族の笑顔がある」ということでした。
今回の目的は金剛山登頂ではなく、富士登山に向けてのトレーニングの一環です。登っている最中は「あーしんどい」と思うけど、自分の目指すものがこの先にあると思うと、不思議としんどさが薄れます。これはただの通過点と思えば、さほど苦痛に感じなくなるのです。
2回目の金剛山に行って良かったこと
朝一で思い立って金剛山に行ったのですが、2回目とあって体力的にも気持ちにも余裕ができ、考える時間が持てました。
よく経営者にアスリートが多いと言いますが、仕事から一旦物理的に距離を置いて体を動かすことで、脳内が活性化し、虫の目から鳥の目へと視野が広がり、物事を大きく俯瞰することができます。
私も、これまでどうやって上手く乗り越えられるかという視点から、人生の最後を迎える時にどうありたいかという気持ちが言葉になって湧いてきました。
登山の健康的な効果
行くまでは、いろいろできていない自分に悶々としていましたが、身体を無心に動かすことで悶々としていた気持ちが薄らいで終わった頃には、身体的には疲れていたのですが、今回も登頂成功と自分によし!が言えて、心地良い疲労感に変わっていったのです。
普段の生活の1日では、なかなか達成感を味わうことは少ない中、登山に関しては、自分が決めたことを達成できるので、達成感を得やすいと感じています。
おそらくそれが、自己肯定感を高めて次の行動へのきっかけになるのではないでしょうか?
ということで、まだまだ富士登山に向けてのトレーニングは続きます! 新たな気づきがあればまた書いてみたいと思います。
では!
キャリアコーチからの視点
自分自身に挑戦し、新しい世界を見つけることは容易ではありませんが、自分がやりたいことを既に達成している先輩を探してみましょう。
そうすることで、遠いと感じていた自分の夢もぐっと近づいてくるように思います。
あなたが挑戦してみたかったことは何ですか?
一緒に探す旅に出ませんか?
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