今日は、女性ホルモンの代替物質であるエクオールを意識的に摂取することで、閉経後の体の変化について気がついたことを書いてみたいと思います。
実は、私がゴルフを始めてから2年目に差し掛かった頃、手指の痛みが頻繁に現れるようになったのです。
最初はゴルフをしすぎたせいかと思いましたが、痛みはどうしても治まらず、整形外科で診てもらうことにしました。結果、手指の痛みは使い過ぎによるものとの診断が下りました。
最初はバネ指だと心配していましたが、ゴルフでの使いすぎによる痛みと分かって多少安心しました。
しかし、ゴルフを続けると痛みはまた戻ってきます。確かに、ゴルフを数週間休むと指は楽になりますが、それでは継続的な練習ができません。それでも、なるべく痛みを抑えつつ、ボールの打つ回数を制限しながら練習を続けていました。
そんな時、ネットで調べていると、このバネ指のような症状は女性ホルモンの減少によっても引き起こされる可能性があるという情報を見つけました。それを読んで、もしかしたらこの関節の痛みは、ゴルフの練習による使い痛みと閉経期の女性ホルモンの減少も関与しているのかも知れないと疑いを持ち始めたのです。
女性ホルモンであるエストロゲンの役割
女性ホルモン、特にエストロゲンは、全身のさまざまな部位に影響を与える重要なホルモンです。その一つが関節の健康に対する影響もあるといわれています。
エストロゲンは関節の軟骨を保護する役割を果たし、炎症を抑える作用もあります。したがって、女性ホルモンのレベルが低下すると、関節痛や関節の歪みなどの症状が発生する可能性があります。
閉経期になると、体内のエストロゲンレベルが大幅に低下します。これは、関節痛、腫れ、硬さなどの関節炎様の症状を引き起こす可能性があります。この症状は一時的なものであることが多いですが、一部の女性では長期間続くこともあるようです。
また、エストロゲンは体全体の炎症をコントロールする役割も果たしています。そのため、エストロゲンのレベルが低下すると、体内の炎症が増え、関節痛を引き起こす可能性があります。
したがって、女性ホルモンと指の痛みや関節の歪みとの間には関連性があり、閉経期のホルモンの変化はこれらの症状を引き起こす可能性があります。しかし、これらの症状が出た場合、必ずしもホルモンの影響だけでなく、他の要素(年齢、生活習慣、遺伝など)も関与する可能性もあるのですが、それでも自身で改善出来るのであればやってみようと思いました。
女性ホルモンの代替物質を補う食品 大豆製品
現代では、女性ホルモンの代替物質を補う食品があることを知りました。それは大豆製品です。
大豆製品に含まれる大豆イソフラボンは、その構造が女性ホルモン(エストロゲン)に似ているため、体内でエストロゲンと似た作用を示すことが知られています。そのため、大豆製品を食べることによって、エストロゲンに似た効果を得ることができます。
しかし、大豆イソフラボンがエクオールという物質に代謝されるかどうかは、個々の腸内細菌の種類やバランスによります。エクオールは大豆イソフラボンよりもはるかに強いエストロゲン様の作用を持つため、エクオールを生成できる人々は、大豆イソフラボンを摂取することでより強いエストロゲン様の効果を得られます。
しかし、全ての人がエクオールを生成できるわけではありません。エクオールを生成できる人(エクオール産生者)と生成できない人(非産生者)がいて、その比率は地域や民族によって異なりますが、一般的には全人口の約50%がエクオールを生成できるとされています。
したがって、大豆製品を食べることで女性ホルモンが作り出されるわけではなく、大豆イソフラボンがエストロゲンと似た働きをすることで、エストロゲン様の作用を得ることができます。そして、その作用はエクオールを生成できるかどうかによって個々に異なるのです。
エクオール検査
誰しもが大豆製品を食べたら女性ホルモンが作り出されるということは無いのです。
そこで自分にその機能が備わっているかどうかのエクオール検査を昨年末に(2022年末)しました。これは、人の体が大豆イソフラボンをエクオールに代謝できるかどうかを調べる検査で尿検査で簡単に調べることが出来ます。
全ての人がエクオールを生成できるわけではありません。エクオールを生成できる人(エクオール産生者)と生成できない人(非産生者)がいて、その比率は地域や民族によって異なりますが、一般的には全人口の約50%がエクオールを生成できるとされています。
エクオール検査は、尿や血液を用いて行われ、その結果により個人がエクオールを生成できるかどうかを判断します。大豆イソフラボンを摂取した後、一定時間後の尿や血液中のエクオール濃度を測定することで、その人がエクオール産生者か非産生者かを判定します。
レベルは、作ることができるか、出来ないか。
更に現在作ることが出来るならばどのレベルなのかを1〜5段階で表してくれています。
私の検査結果は、レベルは3でした。
実を言うと、私は特に閉経期の不調を強く感じたことはありませんでした。もしかしたら、私の体が元々エクオールを一定量作り出していた可能性を示しているのかもしれません。
この検査により、大豆製品や大豆イソフラボンのサプリメントの摂取が更年期症状などの症状緩和に効果的かどうか、また、どの程度摂取すべきかなどを判断するための一助となりました。
朝食や昼食を和食に切り替え味噌汁や豆腐を積極的に取り込むことが、自分にとっては良いことが理解出来たのです。
最近の指の痛みについて
この検査結果が健康状態や病気の有無を直接示すものではないことを理解しておくことが重要ですが、毎日の食事に大豆製品を取り入れるようになってから半年、ふと気がつくと指の痛みがかなり軽減されました。
エクオールが更に身体の中で生成されているのか、それともゴルフのスキルが上がり指の使い方が慣れてきたのか、正直なところはっきりとは分かりません。
しかしながら、大豆製品を積極的に食べるようになってからの変化は否応なく感じられます。
これは完全に私の個人的な感覚に基づく話ですが、大豆製品を摂取することは体にとって決して悪いことではないと感じています。
そして、それらは美味しい食品ですから、これからも積極的に食事に取り入れていきたいと思っています。
私の話が、同じような症状で悩んでいる方々の何かしらの参考になれば幸いです。それでは、また!
【エクオール検査】女性ホルモンの働きを助ける物質が作れる?更年期障害なんてクソくらえだ!
キャリアコーチとしての視点
自分のキャリアを形成していく上で健康は、最重要課題になってきます。
このように自分の体に変化を見逃さないことは、問題点に早く気づき治療に取り組むことが出来ます。
特に、日常生活でなんらかの改善ができるのであれば、積極的に取り組むと良いのではないでしょうか。
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