一度は富士山に登りたいなぁと思っていましたが、いつまでたっても練習のための登山に行けず悶々としていました。
そこで、奈良県と大阪府の境にある参拝者の多い金剛山に挑戦することにしました。準備は靴と水2本だけという状態でしたが、偵察と称して金剛山に向かいました。
しかし、到着した金剛山登山口で、意外な気持ちの変化が待っていたのです。
今日は、その気持ちの変化と自分がどう対応したかについて書いてみたいと思います。
登山日和の朝、思いついたこと
先週の日曜日は、まさに絶好の快晴日和でした。
秋からずっと気になっていたそろそろ登山に向けて体力づくりしなくちゃと言う気持ちがふつふつと湧いてきましたが、こんなふうに心の中では考えていたのです。
朝思い立って金剛山に行ってみたけど、朝一は色々考えてなかなか思い切れなかった。
- ひとりで行くことで、登山中何かあったらどうしょう?
- 誰かと行った方が楽しそうだ
- 日曜日なので混んでる?駐車場は止められるのか??
- 車で金剛山の登山口迄行くのが不安だ(道もわからないし、運転は苦手だ)
- そもそも、体力的に大丈夫???
- 道具って何も持ってないけど大丈夫?(この時は靴しか揃えていませんでしした)
と、頭の中ではグルグルとネガティブな考えが生まれては消え、消えては生まれるそんな感じでした。
と、言うことでスルーしょうかと思ったのですが、それじゃいつまで経っても行けそうにないやん!と自分でツッコミを入れたのです。
確かに冬は雪の心配もあったけど、今は日中の気温も20度前後と申し分ない登山日和。
ここで体力をつけとかないと、富士山登頂なんて夢で終わることは目に見えていたのです。
ハードルを下げてみたら
そうだ!
ハードルを下げよう。
とりあえず、金剛山登り口までドライブだ。
駐車場停めれなかったら、帰りにショピングモールに行って帰ってこよう。とりあえず偵察。
そんな気持ちで、Googleマップを片手にいそいそ出かけた日曜日の朝
朝9時半現地に到着すると、確かに車は満車で入れそうにも無かったので帰ろうとしていたら、民家の方が臨時駐車場をやっていて手を振ってくれていた。
おーー!神の手だ(笑)
しかも、民家の停めにくい所だったから代わりに駐車場係のにいちゃんが停車してくれて助かった。
思い立ったのは良いけれど、準備していたものは靴だけでファッショナブルなナップサックに水2本しか持って無くて不安だったけど、登山口にモンベルショップがあって杖を買って登ってみた。
これも、とりあえず助かった。(笑)
しかも、登り口まで行ってみると登山日和もあってか降って湧いたような人で、これなら何かあっても安心だし、地元の人に聞いてみると横道にそれなければ迷うことはないとのこと。
お〜〜〜!
行って偵察したら帰ろうと思っていたが、ちょっとチャレンジしてみるか?!あかんかったら戻ればよい!と欲が湧いてきた。
もし、朝思い立ってもいろいろ言い訳して辞めてたら、いつもののんびりとした日曜日だったに違いない。
行動したから、わかったこと
実際に登ってみて判ったことは、
- 思ったより簡単だった
- ひとりだと自分のペースで登れる
- 帰ってきたら駐車場のにいちゃんがおにぎりをくれたり、モンベルの店員さんのアドバイスなど人からの情報がありがたかった
など様々な発見があった。
これは、やってみないとわからないこと。
頭でわかっていることはいっぱいあるんだけど、実際にやってみると人の尺度ではなく自分の尺度に変換できるので次に繋げることができるんです。
今回の尺度は、これ登れたんだからこれに近い山はいけるよねという自信と登山にあたっての準備する物もわかってきました。
これが大事なんだと再確認しました。
キャリアコーチとしての視点
このように、何かにチャレンジする時はまだ見ぬ世界なのでハードルが高くてなかなか始めの一歩を踏み出すことができません。ともすると、出来ない言い訳をさも当然のことのように自分の中に作ってしまいます。
アッ、これそうじゃないんの?と、自分で疑った時はハードルを小さくしてみましょう。
意外と解決方法が見えてくるかもしれません。
キャリアコーチとしての挑戦はまだまだ続く!
一緒に旅をしませんか?
~ライフコンダクターが行く 人生を10倍楽しくする歩き方~