michann 何かを始める際に、上手くなるまでには直線的に上手くなるのではなく双曲線を描くように、始めは時間をかけても成果が表れず急に上達する時がきたと言うのはご存知だと思いますが、これが継続しない理由の一つと私は考えています。
と言いますのも、上達の際に直線的に伸びるのであれば、やる気も出ますが、実際にはどれだけ努力をしていてもなかなか成果が現れないので、途中で辞めてしまうのです。
今日は、私の体験談を交えて、健康も趣味も勉強も10年単位で考えていこうということについて書いてみたいと思います。
双曲線を描くように上達する
双曲線を描くようになかなか上達しなかったのに、急に何だか出来る様になったといった体験はお持ちでしょうか？
私も、時短コンサルタントの滝川徹さん（スタオバさん）に聞かれ、そういえば最近、ゴルフが少し上手くなったなと思いました。
どういうことかというと、いつもだったらドライバーが四方八方に飛んでいくのに、最近一定方向にちゃんと飛ぶようになりました。飛距離は伸びていませんが、これは、スコアを伸ばす際に、OBをしてしまうと、元も子もなく、点数が加算される（ゴルフの場合はスコアが少なければ良い）のですが、一度癖が出てると何度も同じような打ち方になるので、最後にトータルするとなかなか良い点数が取れないということもしばしば。
ゴルフについては、まずはまっすぐに思った方向に飛ばすということをずいぶんコーチから習ってきました。
最近、ふと気がつくとちゃんと一定方向に飛ぶようになっていました。
言われてみれば、これが双曲線を描いた上達なんじゃないだろうかと感じたのです。
費用対効果に合わないと感じる
ゴルフを始めて1年程は、焦っていたし早く上手くなりたいと思って色々と努力しましたが、思い描く様に上達しませんでした。
途中で「やっぱりやめようかな」と思ったこともしばしばありましたし、「費用対効果が悪いよね」と思ったりもしました。
多分、自分ひとりならとっくにやめていたと思います。
それがコーチのお陰で、毎月継続的にレッスンを受けることができ、友人のお陰で、定期的にラウンドに行けるようになってきました。
この仕組みがあってか、ようやく3年目にしてまともにクラブが振れるようになってきたのです。
現在、3年目であってもスコアを100切ることは出来ていません。
今後は飛距離を伸ばしたり、自分の実力をきっちりと身に付けて、どんな時でも冷静に判断しながら、きちんとホールに向かって攻めていく戦略を立てていかなければいけないという課題があります。
10年スパンで考えてみる
このように、短期決戦で考えてしまうと、自分に負荷をかけてしまって結果が出ないと苦しくなり、趣味で始めたことが楽しめなくなってしまいます。
また、途中で投げ出してしまうと、自己肯定感が下がりやっぱ自分てあかんなぁと無意識に思い込んでしまうようです。
しかしながら、始めた頃は少し焦って、憤ったり、嫌になったりすることが多いですが、10年単位で考えると、何か形になるかもしれません。
私はゴルフを今後も継続的に続けるつもりですが、ここまで出来る様になるまでに3年かかりましたし、双曲線を描く様に上達するという事が府に落ちるには自分の体験を重ね合わせていかなければ、なかなか納得いかないと思っています。
言葉ではわかっているけど気持ちがついていかない
このように、解っていることと裏腹に自分の実力が伴わないと心が不安定になり、何だかね〜〜と嫌になってやめてしまうことがあります。
しかし、自分の中で、これは頑張ってみよう！というものがあるとすれば、以前に成功した時の体験談を先ずは思い出して、その時と今の自分との差を考えて何が足りないのか？以前ならそれをどのように克服したのか？を考えてみてください。
今までの生きた経験値を元にすると、少し先が見えてきたり、やり方を工夫できるのではないでしょうか？
また、それが解ってくると乗り越えていく道が見えてきますので、それ以上の成果が出たり今の自分を超えることができると思います。
私も、この体験を元に、英語の勉強も再開し始めました。
TOEICの点数を上げようと思って始めたのですが、点数に執着してしまうと楽しむことができなくなってしまうと気づき継続出来る方法をただいま思案中です。笑
10年単位という考え方をすれば、そういったことも可能じゃないかなと思います。
こちらの書籍はスタオバさんからの紹介本です。
10年単位で考えるとか、淡々とやるために筆者がどのように取り組んだのかが書かれております。
是非、参考になさってください。
そして、私のキャリアコーチとしての挑戦でもあります。
キャリアコーチの視点
短期的な視点で見てしまうと、自分ができなかった時に、「ああ、だめだ」と、自己肯定感が下がることが往々にしてありますが、10年単位で考えると、瞬間的にはちょっとイマイチでも「こんなこともあるよね」と、一歩一歩進んでいけませんか？
継続出来ないという悩みから、一歩踏み出してみませんか？
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