コーチングって、毎回話すことあるの?
という質問がありましたので、今日は、コーチ活用法のひとつである話す内容について書いてみたいと思います。
継続的セッションをしていると、何を話せばいいのか? というのが見つからなくなってしまうことがよくあります。
こんなことを話したかったのに…と思っていたが、いざセッションの日になるとなんとなく話しづらいとか解決してしまったなどで、話す内容が見当たらないような感じになります。
気になることから話始めてみよう
私は、コーチを付けていますが、毎回セッションの話題が尽きません。(笑)
と言うのも、その時その時で頭の中は選択肢の中からどれにしようかと迷っていたり、もやっとしていることがあるのです。ただ、ちゃんとしたことを話さないとと思うあまり話す事はない!と思ってしまうんですよね。とはいえ、無理矢理引っ張り出すと言うのは実際苦しいものです。
そこでオススメは、とにかく気になっていることをしゃべり始めると言うことです。
えっ?それって雑談じゃぁないの?
とにかく気になっていることをしゃべり始めるって、雑談みたいでどうなのかしら?と疑問に思うかもしれません。
しかし、毎日が意志決定の連続です。
小さな決断、例えばAかBかそれとも他の選択肢か?というような問題でさえも、自分の想いに向き合って自分で答えを導き出すことができます。
この自分の想いに向き合う時間と自分で答えを導き出す主体性の訓練がとても大事だと考えています。
例えば、『年収を倍にしたい』と言う目標があったとしましょう。
すると、日常で行動している事は、本当に年収を倍にしているか?に基づいてチェックしていかないといけません。
ですが、目標は決めたものの、話す事、聞く事、行動する事生活全てに置いて意識をそこに向けていくのは難しいものです。
これが、年始に立てた目標覚えてますか?のように、その時はワクワクしたものの、それ以降すっかり忘れちゃって行動に移せていな〜〜いという結果の原因なのです。
セッションでは、気になっていることや迷っていることを話し始めると、コーチは将来どうしていきたいかというビジョンに沿って、迷っていることや気になってることがその将来においてどっちの選択肢をしたら良いのかを、一緒になって導き出してくれるはずです。
なので、単に話し始めたお喋りであっても、ひとつひとつ言葉を拾って丁寧に投げかけてくれるのです。
わたし流コーチ活用法は?
私の場合は、プレゼンテーションの組み立て方についても時々セッションで話をします。
1回目は全体の枠組みについて話すのですが、そんな時は決まって何を伝えたいかを必ず明確にするようにコーチから手を変え品を変え質問されます。
質問によって自分の考えが刺激され、プレゼンテーションの大枠が掴めてきます。
2回目は、ある程度組み立てられたプレゼンテーションについてざっくり話して、そこで足りていない部分を更なる質問で投げかけてくれます。その質問は、正に直感力です。
例えばタイトルです。『農業人材育成と確保においてのテレワークの有効性』という小難しいタイトルを考えていたのですが、コーチが、「サブタイトルがあるとしたら、あなたらしいタイトルってどんなものがありますか?」と聞かれました。う〜〜んと考えた瞬間出てきたものがこちらです。
『そんなにがんばらなくても出来るんじゃない?わたし流農業ビジネス』という言葉が、まるでところてんのようにスルスルっと出てきた感じです。
わたし流と言うのは、私の事を話すんですが、聞いた参加者がそれを自分流に置き換えて役立てて欲しいという思いを込めています。
また、話す対象者が女性なので、これぐらい言葉を柔らかくした方が心に響きやすいと思ったからです。わたし流とすることでなんとなく女性っぽく感じませんか?
今回のプレゼンテーションで伝えたかった事と、かなりリンクしているなぁと私らしい表現になりました。
このように継続セッションをして自分の価値やニーズに沿ったフィードバックをもらう事でふっとした瞬間に、考えが花開くようなイメージです。
日々の出来事の中には、迷いがあったりアイディアが浮かばなかったりすることが多いにあります。
え〜〜そんなことでも良いの?と思われる気持ちもあるかもしれません。
しかし、ちょっとしたことでも気軽にセッションで取りあげる事は、毎日の繰り返しからの気づきになりますし、それが好循環に回るきっかけとなるのではないでしょうか ?
今の生活や仕事をアップグレードする旅へようこそ
お読みいただきありがとうございます。
ちょっとした気づきが、大きな変化となりますように。
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今日も素敵な1日を!