漆黒の闇から抜ける時
最近、気がついたら4時頃目が覚める。辺りは、音もなく闇の中。
本当に無機質な感じで空気の気配すらない。
うとうとしていると、徐々に薄暗さが妙に恐怖の前兆のように感じる。
そして、また意識が遠のいていく。
すーーっと窓からが心地よい風が通り抜け、それを皮切りに、虫の声、そして、鳥の鳴き声が少しずつその気配に反応して奏で始める。
それは、宇宙との対話のようだ。
わたしの脳は、心地よく揺れ動く。
しばらくすると、カラスがカーーとまるで、シンバルのように泣き始めた。
そろそろ、お目覚めの時刻。
今日も生きる
♯FIREまで891