自分に対しての思い込みが足かせになって、自分なんて…と思うことありませんか?
昨日は、私がキャリアコンサルタントを目指す理由について書いたのですが、そのブログをSNSに投稿した際に、私には「キャリアがあると思っていたよ」と友人からメッセージをいただき、へ〜そうなんだ…自分のことはなかなかわからないものだと感じたのです。
今日お話ししたいことは、友達からのこういったフィードバックとコーチからのセッション中のフィードバックの違いについて書いてみたいと思います。
自分に対しての思い込みが足かせになる
例えば、自分は太っていると思い込んでいたとしましょう。
するとみんなに痩せているねと言われても、またまたそれって社交辞令?そんなふうに見えるけど、実は太ってるのよ、と否定的に相手の意見を曲げてしまい、素直に受け取ることができません。
人のことはわかるのに、自分の事はどう見られているか理解できないのです。
しかし、ここで問題なのは、頭では理解していても素直に受け止められず、自分の中でマイナスのイメージをずっと無意識にリフレーミングしていることです。まるで、壊れたレコードのようにです。(笑)
すると、どれだけ人にアドバイスされても、それをきっちり受け取ることができないので、それ以上の発展も進化もありません。
太っているという思い込みで何も出来ない、やろうという気になれないのです。
その枠ってどうやったら外せるの?
例えば、相手から「痩せているよ」って言われたとします。
素直に相手のフィードバックを受け取ることができたら、「そうなんだ!痩せているように見えるんだったら勇気を持って、こんなおしゃれしてみようかな?」と思えるようになってきます。
すると、ずっと太っていると思って自分の体を隠すように人の影に隠れて過ごしていた人が、新しい洋服にチャレンジしたり、どんどん活発的になって人前で発言出来たりするようになるのです。
しかし、大事なことは、
- ちゃんとしたフィードバックをもらえる人からの言葉であること
- フィードバックは、否定的なものではなく肯定的なもので変化が起こせるようなものであること
- 本人がちゃんと受け取る器ができるようになっていること
が重要なポイントになります。
自分はキャリアが無いと思っていた頃は、友人が何度褒めてくれても自信がないと思っていたので、きっと、素直に受け取ることができなかったのではないかと察しています。
コーチングセッションはひとつの手法
では、ちゃんと受け取れるようになるには何が必要なんでしょうか?
私の経験からなんですが、結局は、
自分の中で小さな成功体験を積み上げ、自己肯定感を高めること
更に、頭の中で自分の出来ない!ダメだ!という呪いを解くためには、それを言語化して自分自身に言い聞かせてあげることが必要になると思います。
一つのツールとして、コーチとのセッションはとても意味があると感じています。
コーチは
- 感じたことは伝えてくれますが、それについて良い悪いという評価をくだしません
- 相手に受け取り易い言葉でフィードバックを返してくれます
- 〇〇さんの為に、、、というような指示命令を出しません
- 自ら考えて動けるように、相手の意見を聞き質問を重ねていきます
と、単に友人とのおしゃべりではなく、セッションの中で様々な自分の固定概念を外していきながら、行動に移せるような問いを立ててくれます。
人というのは不思議なもので、ちょっとしたつまずきで前に進めず右往左往したり、冒頭に書いた自分にはキャリアが無い!という枠組みの中で思考を働かせると、にっちもさっちもいかなくなり、挙げ句の果てに、まっいいか!とか、私には…というように理由を付けてなおざりにしてしまっていることが往々にあるようです。
是非、自分の囚われから一歩踏み出してみませんか?
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