わかった!と理解したつもりでも、じゃあどんなことがわかったか話してよ?と聞かれて戸惑ったことありませんか?
今日は、わかると言葉にできるはかなり距離があるということを体感した話です。
先週、友達と会ってゴルフの話で盛り上がり、どうやったらゴルフがうまくなったかを聞きました。そこで、次のレッスンで試してみたところ、少し軸がブレなく打てている感じがしたのです。
打つと、ボールが真ん中に当たって良い音が鳴ります。
コーチがその音を耳にして、私のところに駆け寄ってきてくれ、
「調子いいですね、今日は。」
と褒めてくれたので、友達に色々教えてもらったと話すと、
「じゃあ、どんなことを教えてくれたの?」
と聞かれたんですが、上手く言葉に出来なかったのです。
頭でわかっているから感覚的に打てるんだけど、いざ言葉に出して相手に伝えようと思うとどう表現していいのかわかりません。
どう伝えたら良いのかわからず、喉の奥の方がもぞもぞとした感覚がずっと残っていたのです。
いつもだったら、そんな感覚をすっかり忘れて日常を過ごしているのですが、
頭に浮かぶ言葉は、単語や文脈といった短い言葉なのでそれをつなぎ合わせる力が育っていないということがわかってきました。
わかったと表面的な感覚で捉えていることと、ちゃんと理解してそれを咀嚼して伝える形までになおすと言うのにはかなり距離があると感じました。
この二つには、感じたことを脳で言葉に変換するの伝達機能の未熟さがあるんだと感じています。
そして、自分のブログを書く作業においても、同じようなことが起きています。
じゃあこれをどんなどうやったら解決できるんだろうか?と考えたのですが、結局は、
- 自分の内なる言葉に意識を向けそれを取り上げる
- これを自分の言葉に置き換えて変換作業に挑戦する
を、地味に取り組んでいくしかないことに気づきました。
今できる事は、上手く表現出来なくても、このモゾモゾした感情を書くしかないんですよね。
道のりは遠いですが、やるべきことが見えてきたので、少し光が刺してきたような感じです。
ではまた!