よく私たちは、「まぁそんなことはどうでもいいけどね。」と最後にオチをつけながら話をすることがあります。
しかし、それって本当にどうでも良いことだったんでしょうか?
そんなことを考えさせられる出来事がありました。
お酒のせいもあって本音がポロリ
先日、友達が遊びに来た時、深酒をしてしまって友人同士が少し口論になりました。
30年以上も続いている間柄なので、喧嘩になると言う事はなかったのですが、怒られた相手は、ちょっと驚いてかなり動揺していました。
お酒の力を借りたことで、今まで我慢していたことが、ある言葉をきっかけに感情が溢れて出てきたんでしょうね。
その時、あっ!って気がついたんです、口論になる前に友人の口から何度も「どうでもいいけどね」って言ってたことを。
薄々気がついていたんですが、まさか!!お酒の席で出ちゃったわけです。
しかも、お互い素面ではないので、アサーティブな言葉がけが出来ず、つい、本音を!!
ヤバイ!と思ったんですが、まぁ後の祭りです。
2〜3時間程は、いろいろ口論になったけど、まぁそこは30年来続いた友達なのでそれで友情に日々が入ることは無くなんとか修復できたのですが、言葉というのは一旦出てしまうと取り返しが付きにくいですよね。
こんなことなら、お酒の席では無くちゃんと相手に伝えることを促すことができたら良かったなぁと反省です。
どうでもいい事は実際はどうでも良くなかった
よく私たちは「まぁ、そんなことはどうでもいいけどね。」と最後にオチをつけながら話をすることがあります。
かくゆう私もそんなところがあって、
- ちょっとした不満だけど怒るほどでもないこと
- 言いたいんだけど、こんなこと言ったら相手に嫌な顔をされるんじゃないか?と思うようなこと
- これは、私のことではないから関与する程でもないのに、気になる他人のこと。
- 本当は興味津々なんだけど、そのことに関して相手は興味持っているかどうか知りたい時に使うお伺いの前置き。
など、話の前後につける一言『まぁ、どうでもいいけど』
でも、この言葉実際にはかなり要注意だと、こんな友達の口論から気付きました。
実は、どうでも良いと心の中では全然思っていなくって、気になって気になって仕方がないけど、はっきり表現出来ない自分もあって…モゾモゾしている自分が、何かの言葉や行動をきっかけに、ほら!やっぱり!!と爆発しちゃうんですよね。
日常生活でいっぱいあった!どうでもいいけど
嫁姑問題だってそうなの、それはお義父さんお義母さんの問題だから、私には関係ないと思っていても、心の奥底で本当はムカついたりイラってしている自分がいるんですよね。
食べ方や喋り方ひとつとっても本当は心の何処かでイラってしているのに、見えない振りしている自分もあったりして…
些細なことまで、チクチクいう必要なんてないし、そんな大袈裟なことでもなさそうに見えている出来事。
うわ〜〜〜、結構あふれてる〜〜!!
でも、「まぁどうでもいいけど」っていうフレーズが何度も出てきたら、一度立ち止まって、どんな所にどうでも良いと思っているのかを考えてみませんか?