昨日はお天気が良かったので孫が芋掘りに来ました。
孫娘は2歳。只今、アンパンマンに夢中です。
実は、タブレット型のパソコンがあったのでアンパンマンのスクリーンショットの上にお絵描きをさせてみました。まだ、2歳なのでうまく描けませんが、アンパンマンが既に画面上に描かれているので、そこを擦りながら夢中で遊んでいました。
彼女は、アンパンマンがとても大好きで家に来る時は、必ずアンパンマンのぬいぐるみやカバンを持ってきます。
彼女にとって、それはとても大切なもの。
おいしいそうな食べ物が前にあっても、夢中で遊んでいるときは見向きもしません。
私たちにとってはおいしいものでも、彼女にとって、夢中になっている時はただの物です。
お金も然りで、目の前にあっても、彼女にとってはこれは邪魔な物でしかないのです。
私たちはついつい物事を、見た目で判断しています。
- お金は大事
- 時間は大事
- ルールを守ることは大事
- ちゃんとする事は大事
- 勉強することは大事
- 稼ぐ事は大事
どれも、もちろん大事です。
当たり前のことに固執するあまり、縛られすぎて自分の本当の大事なものに果たして気づいているんでしょうか?
孫娘のように、本当に自分にとって大事な物は、お金でもなく時間でもないわけです。
しかし、世間一般の大事なものに固執するとどうなるか…
本当はこうしないと…こうなりたいと思っているけれど…
そんなもんなんだと言う考え方になる。
ついには、何も考えずにやり過ごす。
その先どうなるか…
自分らしさがなくなって、ただ人生の時間軸の中で生きている。
自分の強みが生かされずに、大きな社会の中に埋没されてしまう。
すると自分の感情はどうなるのか
誰からも必要とされてないんじゃないか?
自分なんてダメダメ
私なんて…
と言う言葉が、何かを引き金にいっぱい浮かんできて負の連鎖を引き起こす。
孫娘のように、アンパンマンが好きで離したくない!!
子供が、「いやいや!!」「抱っこ!抱っこ!」と、母親にせがむようような感情は誰にでもあるはずだ。
感情に常に敏感になってみよう
何が自分にとって大切なのか、ちゃんと感じてみよう
その先に、自分にとって大切なもの自分らしいものが存在するはずである。
考えてみよう
自分の感情に素直に耳を傾ける。
子供が駄々をこねるように、そんな感情はきっと今でも残っているはずだ…
「何が食べたい?」と、人に聞かれたらその時の感情を素直に感じ取ってみよう。
食べたいのか?食べたくないのか?
食べたいのだったら、何が食べたいのか?
和食?イタリアン?ジャンクフード?
その時、自分はどこをみているんだろうか?
人の反応?
自分の気持ち?
自分のお腹の調子?
それとも、心ここにあらずなんだろうか?
その時、どんな気持ちなんだろうか?
誘われて嬉しい?
どうでもいいと思っている?
できれば、声をかけられたくない?
一瞬、一瞬の出来事にも、五感を研ぎ澄ますことで自分にとって何がベストの選択なのかが見えてくるはずだと思う。