お金とか、時間のように物理的なものではなくて、自分にとってこれって大事だなぁとか、これがあるといいなぁとかありますよね。
そんな時は、誰がなんと言われようと無意識に楽しんでやっているんです。
で、これがずーーっと続けば、とっても快適ですよね。
では、どう考えると良いのでしょうか?少し考えてみましょう♪
好きな事を分解してみよう
例えば、私はお料理をすることが最近苦にならなくなってきました。
その理由は、楽して、コスパ良く美味しいものを食べることが大好きだからです。
なので、調理をするということではないようです。おいしいお料理は私の心を満たすものです。
なので、私のここの中心はおいしいお料理を食べることです。
では、これを紐解いてみますと、
私が好むお料理の定義は、
- コストパフォーマンスが良い
- 健康的
- 楽な調理法
- 自分好みの味付け
- 人と楽しむ
となるわけです。
美味しいものを毎日となると、高級レストランでという訳にはいきませんし、単に安いものというわけではありません。
自分の身の丈にあった金額でかつ美味しいものなのです。
また、健康的な食事は、自分の将来の健康を考えると必須になってきます。
なので自炊が一番いいなぁと思ってるんですが、お料理だけに時間を取られるのも好きじゃありません。
金銭的な部分や自分の時間というのも大きく関わっていますよね。
しかし最近では、ヘルシオやホットクックなどの、時短が出来るような調理器具の出現で時間については少し解決できるようになってきました。
人はなぜストレスが貯まるのか?
反対に、お料理をするという行為ひとつとっても、少しでも自分の価値観とズレると、何となく頑張ってる感があったり、やってあげてると言う気持ちになったりします。
すると、ストレスが溜まってイライラしたりすることがあるんですよね。
なので、イライラしている原因を、単にお料理をするという一語で片付けてしまわずに、どういったところがイライラしてしまうのかを分解して考える方が、後々改善の余地が出てきます。
以前はお料理がそんなに好きではありませんでした。
子供が小さかった時は、仕事と子育てに追われ、時短を重視することが多かったのでお弁当にも冷凍食品を使ったり、野菜を入れて混ぜるだけみたいな即席調味料も使っていました。
また、家も子供たちが散らかしていたので、法事などの特別なことがなければ、人を招くということもあまりなかったのです。
しかし、子供の成長とともに育児の時間が少なくなり、自分の気持ちにも少し余裕ができてくるようになりました。
すると、積極的に衣類や本、持ち物の整理する時間ができ、人を招くスペースが確保できました。
また、友人から食事と健康について得た知識や、調理家電を使った料理方法を学べた事も大きな要因となりました。
このように、お料理が好きになってきたという条件には、時間や空間、お金のゆとりがもたらした成果のようですね。反対に、忙しければ気持ちの余裕もなくなるので、私は料理が好きになれなかったことでしょう。
今では、人と一緒にその楽しみを味わいたいという欲が出てきて、食事会をしたり、その食事会のために、更に工夫することが増えてきました。
ここには、やらされ感とか「ねばならないい」という感情は全く無く、楽しんでやっています。
自分の心を満たすものを探ったらどうなる?
このように、自分の心を満たすもの「料理」ひとつとっても人にはそれぞれのバックボーンが違いますから、思いが全く違ってきます。
そこを、ひとつずつ紐解いていくことで、何が心地よく何がよくないのかが薄らと見えてきますので、自分にとっての価値は何なのかを知ることができますし、ストレスの原因も見えてくるようです。
是非、自分の好きなことひとつとってみて、なぜ好きなのかを紐解いてみてください。
それを繰り返すことで、自分の価値はなんなのかを知ることができ、快・不快の理由がわかってくるので出来事に対する解決方法も自ずと見えてくるようです。