最近、何だか身体にしなやかさが無くなったなぁ〜と感じることはありませんか?
実は、昨年の秋からゴルフを始め、無理なスイングをしたために、膝と股関節に痛みを感じるようになりました。
整形外科に行ってみたら見た目の異常はなく、使い痛みということで2〜3ヶ月ゴルフを休んでいました。
痛みは緩和されましたが、最近になって、急に立ったり動いたりすると初動負荷がかかり、関節にうっすらと痛みが走るようになってきました。
やはり体が硬くなっているのだなぁと思い、定期的にヨガをしていますが改善されたとまでは至っていません。
そんな時に知人が、水素を定期的に吸入していることを知り、水素について書籍を読んでみました。
年齢と共に徐々に体に不都合が現れるのは、単に老化である
膝や股関節の痛みというのは、関節や筋肉の表面にある筋膜が硬くなり柔軟性が年とともに失われているということです。
一言で言えば、老化なんです。
書籍では、筋膜を古い輪ゴムのように例えられていました。
長時間活性酸素にさらされてカチカチになっているため、ぎゅっと伸ばそうと思っても伸びない、伸ばしすぎるとボロボロに崩れてしまうそんな感じです。
これは酸化と老化を起こした挙句、炎症によって組織が繊維化してしまったということです。
そして、繊維化した組織を急に動かすことで、無理が生じ痛みを伴っているのです。
抜本的な解決方法はなく、これ以上進行させないために水素というのが有効手段であると書いてありました。
水素治療を始める前に改善すべき生活習慣
水素治療を始める前に、基本的なことを始めないと効果が得られないということです。
それは、この5つです。
- 糖質を断つ
- アルコールの量を減らす
- 禁煙
- 睡眠
- 毒
大量に招く悪習慣を続けていれば、老化の進行を止めることは叶いませんし、水素はあくまでも補うという感覚で捉えた方がいいのかもしれません。
水素の効果とは
老化の予防は、錆止めであり、水素は優れた錆止め剤の役割を体内で果たしてくれるようです。
特に害はないのですが、体に蓄積出来ないので継続的な治療が必要と書いてありました。
なので、友人が吸入器を買って、毎日30分程吸入しているというのも納得です。
アンチェイジングと言えば、美容というイメージを持たれる方も多いとは思いますが、確かに老化を防ぐとなれば、絶えず新陳代謝を繰り返している肌や髪の毛にも、効果が覿面現れてくるはずですよね。
そして、老化を予防するということは、遠かれやって来る脳の老化であるアルツハイマーなどにも効果があるというのも納得です。
水素は万病に効く?
これ以上そうならないためには、「酸化」「糖化」「炎症」を抑えると言うのが基本であり、食事に気をつけて食生活生活習慣を見直し怪我をしないこと。その上でストレッチ運動や水素治療を加えているいけば少しずつ柔軟性を取り戻すチャンスはあるかもしれませんと書いてあります。
なので、治るとも書いていませんし、どちらかと言えばこれ以上悪化させないようにすると言う方向性です。
老化の仕組みは「酸化」「糖化」「炎症」の3大ストレスこそが老化を起こす根本原因であるということを忘れてはならないのです。
水素治療を始める前に
特に私の場合、お酒もタバコも吸いませんから問題は、糖質を断ち切ることに尽きると思います。
振り返ってみれば、もともと甘いものは大好きですし、ご飯は我慢できてもパンが大好きなんです。
これは、お酒やタバコの好きな方と同じなのですが、うまく折り合いをつけて、糖質を減らしていかないと、足腰の痛みと言うのは軽減できないのではないか?と考えたりもしています。
水素と言うのは優れたさび止め剤のようなもので、完全に治ったりする事はありません。
それを踏まえて、病気を治すのではなく、予防と炎症を抑えてくれると考えて、治療に取り組むと言うのも1つの手かもしれませんね。
ただし、水素も、巷に出回るものがどのくらい効果的なのかというのも甚だ疑問です。
慎重に考えていきたいと思っています。
今、取り組めるべき事は
当たり前のことですが、きちんとした生活習慣を身に付ける。
特に糖質の場合、GIの高い白い、うどん、白米、蜂蜜、じゃがいも、バナナ、ニンジン等を避け、GI値の低い大豆、緑黄色野菜、キノコ、海藻、アボガド、ヨーグルトなどを取り、これによって糖化を起こさせないことが老化を防ぐ第一歩です。
人というのは不思議なもので、わかっていても自分の体がそうなってきたとき、しみじみ解るものですね。
とても参考になった書籍です。