旬な物を食べることは、家計の財布にもそして身体のためにも良いというのは百も承知でしょう。
ですが、毎日の生活や子育てに追われているお母さんにとって、それを強いるのは本当に酷ですよね。
だって、私がなかなかそう出来なかったからです。
しかし、今ではほんの少し調理家電を変えることで、簡単に調理できるようになりました。
スーパーの生鮮売り場は、旬の物だらけ
スーパーでは、夏野菜がどんどん出回り始めましたね。
昔は、夏が来ないと八百屋さんに並ばなかった野菜も、今では、北は、北海道、南は、沖縄まで、ありとあらゆるところから、トラックや空輸で運ばれてきます。
なので、かなり早い時期から遅くまで旬のものが食べられるようになりました。
私の住んでるところは、夏野菜のとうもろこしが食べられるのは、もう少し遅めですが、季節を先取りしたい時は、スーパーで特売を見つけては購入することも多いです。
昔は、お盆の頃になると、とうもろこしがたわわに実り、お供えに使ったり、バーベキューで食べることも多かったのですが、最近では缶詰や冷凍食品のとうもろこしや、丸ごと真空パックになっていて、温めたら食べられるとうもろこしなども販売されており、わざわざ、旬のとうもろこし自体を食べることが少なくなりました。
皮付きのとうもろこしは、田舎のおばあちゃんが、大きな蒸し器の中で、たくさんのとうもろこしの皮をむいて茹で食べるというイメージです。
とうもろこしの皮むき→大きな蒸し器を出す→ある程度の時間蒸す→蒸し器をしまう→とうもろこしはおいしいが、おかずにはならない
というイメージもあって、なかなかとうもろこしをスーパーで買って食べるということが少なくなっていました。
調理家電を工夫することで変化
しかし、毎日使っているホットクックを使用する事で、抵抗感も薄れ少量でもとうもろこしが食べれるようになりました。
その工程は、皮をむく→食べやすい大きさに切る→蒸し板をセット→「手動で10分間蒸す」というスイッチを入れる→完了
というだけで、調理への抵抗感は、ずいぶん無くなりました。
もちろん、ホットクックという調理器具があるのが前提ですが、毎日使っている鍋がいつもの定位置にあるので、片付けるという作業にあまり抵抗がありません。
子育てを振り返ってみて
私は主人の家族と同居していたため、小さい時からとうもろこしを子供に食べさせることは確かにありました、
しかし、それは私が出来ていたのではなく、祖父母が子供達の事を思い、色々工夫を凝らして旬の物を食べさせてくれていたんでしょう。
この年齢になって、私の子供の夫婦の生活を見ていると、こんな風に季節を味わうことが少なくなっているように感じます。
もちろん、私たちが家族としてできる事は、出来るだけ協力をしていますが、もっと子供が小さかった時に、子供達と一緒に味わいたかったなぁというのが、今の気持ちです。
小さなしあわせの中には、季節を感じることもその一部ではないかと、こうやって余裕が持てる年齢になって思います。振り返ってみると、子育て真っ最中の当時の私にはそんな余裕など無かったように思います。
今ではこういった調理器具が簡単に、そして、手の届く価格帯で使うことができる時代になってきました。
少しでも快適に、そして、気持ちのゆとりが出来ることは、子育て中のお母さんにとっても、子供にとっても素敵な未来が開けるのではないでしょうか…。
ということで、今日もせっせと、とうもろこしを買って食べています。笑
そして、今度は、私が孫にして挙げられる一つになりました。
一緒に肩を並べて、とうもろこしを丸かじりする日もそんなに遠い日ではなくなりましたね。