またという日はない。
明日、私は名古屋に行く予定になっています。そんなことを、友人に話していたら、友人の姪子さんがアメリカから丁度日本に帰ってきているらしいとのこと。
私もよく知っているお子さんなので、名古屋に行ったついでに会うことにしました。
その話をしていた時に、折角だから子供たちとその姪子さんは仲がいいので、名古屋まで一緒に行くことになりました。
そうすると、また別の友達も呼ぼうということで、結局子供たちで話がほぼ決まりつつ、結局、何故か?京都の方が近いので、京都で会うことになったらしい。
ま〜、名古屋で会えないのは残念だけど、子供たちと会う方が気が合うし、それは、それでいいとも思っていました。
そしたら、なんだか話が一転して、結局名古屋になり、4時間程しか会う時間がないから、やっぱ今度にしようか…
みたいな会話。
子供たち4人で決めたらなんともお粗末な結果です。
せっかく、アメリカから帰国してきて、そう度々会える機会もないというのに、また今度とは…
で、私が何故か怒って、つべこべ言わずに名古屋に行きなさい。たった4時間でも、それがきっかけで、またつながるやろ〜。なんやったら、友達にも電話するで!
と、子供に叱りました。
子供達は、私の気性をよく理解しているため、とにかく、ここまできたら行くしか無い!ということで、10分程で解決しました。
お金持ちになりそこねた経験
私が小学2年生の時、母の実家に行った時のことでした。
近所のおばちゃんが、私と友達が遊んでいるのを見かけて、
「あそこに虹がかかってるけん、2人で行って虹くぐってきんしゃ〜い。お金持ちになれるよ〜」と、声をかけてくれた思い出があります。
私と友達は、遊ぶのに夢中で、「う、う〜ん」とそっけない返事をして、これ終わったら行こうと思っていました。多分30分も経っていなかったと思います。
遊ぶのに夢中な私たちが、ふと顔を上げて空を見ると、すでに虹は跡形もなく消えていたのです。
その時、虹をくぐれなかったから残念だったという思いよりも、もしかして、お金持ちになるチャンスを逃した??と子供心に思った記憶があります。
チャンスを逃すな!
時々、私たちは、ちょっとした目先の判断で、中・長期的に誤った判断を下しやすいことがあります。
この事例が、これに適しているかどうかは、わかりませんが、どこかに見学に行くのは、別の日を改めてもさほど影響が無いかもしれません。
ただ、友人と会うのは本当に逢いたいとおもわなければ、大人になると難しくなります。
時間的拘束、距離、タイミング等全てが一致しなければならないからです。
じゃ〜、またね。
が、本当に最後になることもあるからです。
ですから、子供達にはこんなチャンスを逃して欲しくなかったのです。
もちろん、結果がいい方向に行くとは限っていませんが、これは、子供達に委ねるしかありません。
親としは、ただ、チャンスを作ることも大切かと思っています。
明日は、親子共々素敵な日になりますように…