ブログのタイトルが決める技
先日、友人が挙げた蓬莱の豚まんとビジネス書というタイトルで盛り上がった。
何故なら、このタイトルを見た時、どんな相関関係があるのか知りたかったし、私にとってはどっちもよだれが出る程、美味しいからだ。
友人がアップした際すぐにクリックしました。
このクリックするという一手間が結構わずらわしい。
何故、Facebookがうけるかというと、開いた瞬間に短冊のようにスレッドが流れて始め、写真が目に飛び込んでくる。そうすると、馴染みのある友人の顔が出てきたり、季節感あふれる地味〜な写真がアップされたりと、いかにも「いいね」が押しやすい。又、文章もそんなに長くなく、完結されていないから、コメントも入れやすく、返信もしやすい。
単純 な投稿であれば、写真と「なう」というコメントで今日の行動が理解できることもある。
Facebookは、実によくできたコミュニティである。そして、秘密のグループにしておけば、実名で、しかも写真を許可なしに投稿しても、そんなに大事にもならないので、結構お気楽な連絡としても使える。
それに比べ、ブログは不特定多数の人に見られることを前提にしているから、投稿の写真や、名前、引用文章については、ある程度注意を払わなければいけない。
又、検索をすれば、過去の投稿も見れてしまうので、この辺がいい時もあれば、悪い時もある。
では、ブログではなく、Facebookで十分なのか…
とも、思える。
ただ、残念ながら、Facebookは伝言板みたいな機能で、過去に投稿した自分にとって大切 な事がざ〜っと流れてしまい、見れなくなっていたり、検索してもなかなか出てこないので、自分の足跡として残すにはちと不十分である。
今では、ネットでたくさんの人と繋がるチャンスがあるが、私を見てくれる人はなかなかいない。
多分、チャンスをつかむフックが無いからである。
又、この人と繋がりたいと思っていても、こちらの正体が分からなければ、相手は牽制するだろう。
概ね、名刺代わりとでもいいましょうか…。
では、興味のもった人は、このサイトを開いてくれるとして、興味が無い人でも何気にクリックさせるには、タイトルがいかに重要かがわかる。
勿論、中身が全くなければ今度は、完全に無視されるので、論外ではあるが、この辺も考慮する事がいかに大事かが友人の投稿で伺える。
何故なら、この投稿をFacebookにした途端、何故か豚まんと肉まんの違いや、蓬莱というのか、551というのかで30個ほどのスレッドが投げ込まれた。
つまらなそうな議論ではあるが、こんな庶民的な食べ物とビジネス書の相関関係を知りたいと思ったのであろう。
そして、私もこの投稿に引っかかった一人である。
今日は、子供の日である。
ちまきや柏餅は明日でも売っているに違いない。
でも、今日買って食べる事に異常な反応を見せる日本人の季節感は、豚まんと肉マンの違いを討論するのとある意味似ているのかもしれない。