先日、タスクシュートの大橋悦夫さんと大阪市内を歩いていると、何やらテッシュ配りの人が目に入ったのです。
そこで、大橋さんが、
『あ〜たいへんだなぁ〜。テッシュをあれだけ配ってもどれだけの集客率なんだろうか……。まぁ〜、集客率というより、新人研修の一環とみなしたほうがよさそうですがね。
僕はいつでも「テッシュがここのある」というスタンスを取りたいんですよ。』と……
なるほど、確かにそうですね。
どんなにばらまいたって、的が絞れていないから本当に疲れるだけでして、必要なお客さんが必要な時に自分のところにテッシュを取りに来てるくれたらいいわけですよね。
そんな会話が、ちょっとした移動中にありまして、当たり前のことなんだけど、これって、本当に努力しないとできないよねーって、思いました。
なぜあの人はすぐにやるのか
これは、中谷彰宏さんの本「なぜあの人はすぐやるのか」を手に取った時です。
これに似た比喩が書いてあったのです。
すぐに始められない人は、この木を切ってと言われた時に「ノコギリを調整しますから」とか「斧を研ぎますから」と言う人です。
と書いてあって、それって、先日のテッシュはここにありますよ。のスタンスと同じだわ〜と思っちゃいました。
そうなんです。結局、出来る人は日頃から、ちゃーんと斧を研いでいて、誰かが必要になった時「これですか?」とさりげなく渡すことなんですね。
で、日頃は邪魔にならない程度にここにいるという存在だけはポジションとしておいておくわけですよ。
できるかなぁ…?!
いや〜言うが易し!ほんまにそれって、コツコツなんですよねー。
私にない資質なわけでして、このコツコツをなんとか習慣化したい訳ですが……
いつもスタンバっている人が最後に旗を取る
結局、何かに対していつも準備万端の人は、人が求めている時に『はい、これですか?』とスマートにそしてさりげなくハンカチを出すように提供できる訳でして、これが『え〜〜っと、今は……』なんて言っていたら、これだけ情報量が多い中あっという間にチャンスを逃す訳なんですね。
「いつもここにいる、ここにある。」と言うスタンスを身に付ける。
これは、テッシュ配りの人生から、主体的に生きる自分を作って、ここにあるという存在をみんなの潜在意識に埋め込むのです。
◯◯といえば、◯◯さんみたいな……
真剣に向き合っていきたいと思う今日この頃です。と、思いにふけっていると、ガネーシャがまたもや横槍です。
「わし、わしがおるで〜〜!神様のわしが!!‼︎
わしがおったら、千客万来やんか〜〜。わしの凄さ、まだ知らんのかい。」
ほんま根拠のない自信ですなぁ(⌒-⌒; )
結局
テッシュ配りの人生から、テッシュを取りに来てくれるようになるには、毎日斧を研ぐ習慣が必要だということですね。
例えば、大橋悦夫さんは、毎日ブログを更新して、タスクシュートで仕事を楽しくする習慣術を書いています。
もちろん、それ以外のことも書いてありますが、このブログを読んだら、何か仕事で時間管理に迷ったら開けてみよう!聞いてみよう!というふうになるわけですね。
決して押し売りしていないけど、大橋悦夫さん=タスクシュート、時間管理という関係ができちゃっているわけですね。
こんな風に劇的に変わることはないけれど、ゆっくりでもいいから、矛先を見つめながら航海していきましょう。
相棒のガネーシャと❤️