毎日コツコツすることの大切さと難しさ
私は親指シフト仮免中?
年末から習い始めた親指シフトのタイピング練習ですが、まだまだ思考からダイレクトに打てないので、結局ローマ字からの変換でキーボードを打っています。と、いうことで、未だ親指シフトユーザーではありませんが。
ただ、せっかく習得しようと試みたので、1日15分でいいから練習つつ、早3カ月以上が過ぎようとしています。トホホ…
途中で何度もも〜無理!と思って止めようと思いましたが、当時スタートした友人達とのfacebookグループが立ち上がり、毎日「これだけ打てたよ〜」とか「頑張れ〜」などのメールをいただいていると何度も挫折しようとしても、また今日からはじめればいいや、みんな頑張ってるし〜とか、いや、ここで挫折したらかっこ悪いな〜とか思いめぐらしながらここまでやってきました。
同じように始めた友人は、既にスラスラ打てる状態の人も何人もいますが、私は私!と思ってるゆっくり続けています。っていうか、そうでも思い込まないと、続けられないし…
私は小さい頃からどちらかというと長距離よりも短距離の方が得意で、勉強も一夜ずけでした。
大人?いえ、この歳になってからこんなにコツコツ続けた記憶が余りありません。だいたい、自称3カ月の女ですから…
都合のいい、言い訳
簡単に言いますが、毎日15分とはいえ、たった15分だかこそ「ま〜いいか」明日しよう〜となるわけです。
ましてや、やめたからと言って、生活に何の影響もないのですから尚更です。おまけに、この打ち方でなくても、いつも通りにタイピングすれば字は打てるわけですから、どっちかというと、練習すら、とーーーても、ストレスな訳です。
一番、一喜一憂することは、15分間の文字を計測するので、ちょっとした体調でも数字にテキメンに現れます。
初めの頃は、直ぐ数字も伸びるのですが、少しすると停滞期に入り、「ダイエット中の頑張ってるけど痩せな〜い」状態です。
ひどい時は、50文字から100文字ぐらい簡単に打点がダウンしてしまいます。
そうすると、また憂鬱になってきて、私たちの脳はいやなことを忘れ様とする為、自動的にタイピング練習も忙しさで忘れてしまいます。
そしたら、泥沼に入り混んだかの如く、「まっいいか〜」と、さら〜と時が流れ、又再開してみると、以前の数字は夢のまた夢状態になっています。
ピアノ練習
こんなことを繰り返している私ですが、ある日、中学生になる娘がピアノのお稽古について、ふと、つぶやきました。
彼女は、小学3年生からピアノを習い始めてまだ5年に未ていませんが、自分の好きな曲を弾くのがいいみたいで、小さい頃から私がピアノのお稽古をしなさい!など一度もいった事がありません。
振り返ってみると、私はよく練習していないとおこられるから、お稽古の日になるとどうやってズル休みをしようかと悩んだものです。
その点、幸いにして、子供は好きでやっているものですから、親がガミガミ言うこともなく、お互いにストレスがありません。
また、ピアノの先生にレッスンを依頼する際、「私は一切教えませんのでよろしくお願いします。出来れば、一生楽しんで続けさせてあげたいので、もし子供が弾きたい曲があれば、それを教えていただく様、よろしくお願いします。」と伝えてありました。
彼女は、ピアノのバイエルだとかほとんど弾かずに、この数年間、歌謡曲や有名ピアノ協奏曲を楽しんでいたんです。
3カ月程前、「ママ〜、何か好きな曲ある?出来れば、クラッシックで」という彼女の問いに「そやな〜、ショパンの『英雄ポロネーゼ』がかっこいいな〜なんていったら、楽譜をネットで探して、これ先生に習ってくるわ!っていって先生にリクエストしたそうです。
子供は未だ、ピアノのレベルでいうと初級からようやく中級に向かう程度で、教本はブルグミュラー程度でしょう。ショパンの英雄といえば、上級クラスで、例えると、今の中学生の子供が、大学院の勉強をするようなものです。
どうするんだろ〜って、思っていましたが、先生の指導のお陰で、ようやくメイン楽章は弾き終えたところです。やたら長くて楽譜が14ページもある!ってぼやいていたようですから…
彼女のピアノを私はキッチンから毎日聞いているわけですから、本当毎日壊れたテープレコーダーの音が延々と流れてくるようなものです。
それがある日、すごーくなめらかな音になったので、居間に入って聞き入っていました。
彼女に、「ちょっと上手くなったやん〜」って告げると、
「そやろ〜、最近春休みに入って、毎日練習しているから指がなめらかになってきた感じ。
1日、たった1日でもさぼると跡が大変やねん。
又一掛けからのやり直しで、元に戻るのに時間がかかるし、先週なんて最悪で、ピアノの練習せずに先生のところに行ったら、以前の弾いた処でさえ、悪くなっているって怒られたし〜」
なんだか聞いたフレーズ…
そっか!鍛錬ってこういうことかもしれない。
そっか‼︎ 鍛錬ってこういうことかもしれない。
目に見えないけど、続けないと何かがやばい感じを肌で感じている…
子供も私も何かを体感した今日この頃でした。
ちなみに、親子共々
他人には厳しく、自分にはとても甘〜い人種だということを申し添えておきます。マル