時間管理の罠
私たちは、一見予定は少ないけれど、毎日「忙しい〜!」と言って過ごしています。
なぜ、予定がないのに忙しいのか?
そこには、日々行われているルーティーンワークみたいなものがあり、例えば、朝起きて歯を磨く、朝食を作る→食べる→片づける、洗濯、子供の送り迎えなどです。
私たちは無意識のうちに、これはルーティーンワークと意識せずに過ごしていますから、自分を可視化することはできません。
そう、ただただ、時間が慌ただしく過ぎていくのです。
なのに全く達成感がありません。
ですから、自分は凄〜く頑張って毎日を過ごしているのに、時間に追われるだけではなく、振り返ったら、何も残っていない空虚な自分を感じることになるのですね。
ア〜、やってらんない。
こう思うのは、私だけでしょうか?
80:20の法則
そこで!
優先順位を設定する手はじめとして「80:20の法則」の活用をおすすめします。
これは、上位20パーセントの活動が生みだす価値が、すべての活動が生む価値の80%を占めるという法則です。
要するに、1日のなかでできる、自分にとって最も重要なことをすると(上位20%)、結果的に満足度80%となるわけです。
と、いうことは、寝る、食べる、入浴をするという生きていく為のルーティーンワークを除いて、たった20%のことだけに集中すればいいことになります。
なんでもやっていた自分
以前の私は、言われたことを全てこなそうと、時間管理術の本を読みあさり、いかに効率的に仕事ができるかを考えていました。
時間効率を頑張るあまり、せかせかと過ごしていましたから、頑張った自分を誰も褒めてくれないのです。
仕事で言えば、長時間労働やそれによって引き起こすイライラ感が常にあるような状態でした。
家事で言うならば、散らかった部屋を必死に片づけても、片づけても終わらない状態です。
ア〜〜、うんざり!
そんな声が心の底から湧き出てきたのでした。
初めから無理な計画を組み込まない
80:20の法則を知ってから、1日のなかでの重要なこと20%を決めて、集中することにしました。
そうです、家事も、仕事もそれ以上できたら、ラッキ〜〜!みたいな気持ちでとにかく集中します。
そうすると、気持ちがふわふわ?と軽くなって、自分で感情のスイッチをコントロールできるようになりました。
時間管理をすることで精一杯だった私の心の中は、以前よりも、自分を見つめることができるようになり、たくさんのアイデアや方法が生まれてきたのです。
要するに、時間は限られていますから、何を真っ先に始めるべきか?がどんどんクリアーになってきます。
そして、それに集中するする効果的な方法を絶えず脳は考えているのです。
まとめ
このように、時間管理は自分の時間を可視化するための作業だけで、一番重要なことは、1日のなかでの重要なこと20%を決めて、集中することです。
ぜひトライしてみてください!
次第に、何が必要で、何がいらないかが見えてきますよ。