「二台持ちなんて、すごい?二重生活??笑」
そう言われることがある。
去年の秋、Pixelを購入してから、私はiPhoneとPixelの2台持ちになった。ずっと携帯をいじっているわけではない。
むしろ、この選択が私の生活を驚くほど楽にしてくれたのだ。
2台持ち生活
朝、目覚め仕事をスタートする時や出かけると時と同時に手に取るのは、100%充電されたPixel 10。
SIMが入ったこちらを、外出時から夜まで持ち歩く。
メール、LINE、電話の着信——ネットワーク環境が必要な携帯は、やはり外では欠かせない。
一方、古くなったiPhoneは売らずに家に置いてある。
夕方、お風呂から上がってのんびりする時間。
そこからはiPhoneの出番だ。
ノートパソコンMacBookのサブとして、検索をしたり、YouTubeを見たり。
そして夜、寝床に持っていって音楽を聴いたり、オーディブルで本を聴いたりする。
以前は朝起きると、電池残量が30%しかなくて大慌てで充電することも多かった。でも今は違う。
夜はiPhone、朝は満充電のPixel。この循環が、外出の際に「充電器を持っていかなければ」という小さな不安を、私の生活から消してくれた。
通知から解放される心地よさ
Pixel 10に変えてから、もう一つ嬉しい変化があった。
Facebookやメッセンジャーを開く回数が、驚くほど減ったのだ。
理由は単純。通知バッジが表示されない設定になっているから。あの赤い数字、「1」「2」という小さなマークが見えないだけで、こんなにも気にならなくなるものなのか。日中、Facebookを開く意識が薄れていった。
人間というのは、気になる生き物だ。通知マークがあると、どうしてもクリックしたくなる。
そして一度開けば、大したことのない内容でも、次々とタップしてしまう。
でも夕方以降、家でのんびりしている時にiPhoneに切り替えると、メッセージアプリが点滅していることがある。その時は見る。
とはいえ、自分の中で時間をコントロールできている。この感覚が、とても心地いい。
このように、ちょっとした工夫で、あっという間にSNSを見ていて一時間が過ぎてしまう——そんな良くない習慣が、随分と減ってきた。
温かいお茶のある暮らし
反対に、回数を増やしたいと思っているのが、お茶や水を飲むこと。
コーヒーは、飲みたい時に一杯ずつ丁寧に淹れる。
でもお茶、特にノンカフェインのほうじ茶や水は、できるだけ手の届きやすいところに置いている。
冬は特に、温かいお茶が飲みたくなるが、お湯を沸かすのが面倒で、つい飲む回数が減ってしまう。だから私は、朝のうちにほうじ茶を多めに淹れて、水筒に入れておく。
ちょっと飲みたいなと思った時、水筒から注げば、出来立ての温かさがコップに広がる。これだけで、飲む回数が随分増えた。
冬は体が冷え切っている。温かいものを口にすると、ほんわかとした気持ちになる。そして何より、体にいい。
冬はあまり喉が乾かないから、水分補給を怠りがちだ。
でも実は、それが膀胱炎などのトラブルにつながることもあることを知った。うちのスタッフが、ある時緊急で病院に行った。原因を考えると、寒いからトイレを我慢していたこともあっただろうし、元々水分をあまり取らない人はそういう可能性もあることを知った。
出来立てが美味しいに決まっている。でも、その出来立てを求めるあまり、作るのが億劫になって水分が取れていなかったら、本末転倒だ。
だから私は、朝のうちにポットに500mlほどお茶を入れておく。一服したい時に飲んだり、急な外出時にはそのまま持っていったりする。外出先で体が冷えたら、温かいお茶を飲んで体を温める。余計な購入も避けられて、節約にもつながる。
習慣を変える、小さな法則
大事なことは、シンプルだ。
避けたい習慣には、二段階、三段階のクッションを置く。
取り入れたい習慣は、すぐできるようにする。
そうすれば、一週間もすれば、無意識のうちに回数が変わっていく。
これからまだまだ寒くなる。こんな風に、自分の生活を少し見直してみる。何か行動を変えてみる。そして、結果が良くなったことがあったら、それをできるだけ生かしていく。
小さな障害物を取り除くだけで、行動は驚くほど加速する。

