ふぅ…ため息ばかりの停滞期.
あれだけ調子が良かったのに。
10月20日頃から、体重の減少がピタリと止まった。
グラフは横一線。毎日体重計に乗るたび、同じ数字が表示される。気にはなっていたものの、これは停滞期なのだろう。とりあえず2週間ほどは様子を見てみよう、そう自分に言い聞かせた。
AIに相談すると、「少し炭水化物を増やして体の飢餓状態を脱出させる方法もある」と出てきた。
要するに、今のカロリーや食事内容に体が慣れてしまっているということ。まぁ、こんなこともあるよね——そう思いながら、私は10月末を迎えていた。
友人からの思いがけない一言
その頃、久しぶりに仲良くしている友人がアメリカから帰国した。私たちのグループは1泊2日の旅行に出かけることになった。
久しぶりに心が躍る。
チェックインして、豪華なジュニアスイートの扉を開ける。
2ベッドルームとリビング付き。
「ヤッホー!」気持ちが浮き立って椅子に腰掛けた、その瞬間——
「みっちゃん、なんか腰が曲がってる」
友人の声が耳に入った。
「色々やってると思うけど、ちょっと気をつけたほうがいいよ。特に背中のストレッチとか大事だしね」
えっ?「久しぶり!」とか、そんな嬉しい言葉じゃなくて、そっち?
久しぶりに会った友人との再会でテンションが上がっていた私。
それなのに、いきなりマイナス系のフィードバック。正直、苦い気持ちになった。
冷静に受け止めてみると
でも、旅行から帰って冷静に考えてみた。
もう60歳にもなってくると、注意してくれる人なんていない。
親のような存在もいない年齢だ。だからこそ、これは真摯に受け止めるべきフィードバックなんじゃないだろうか。
自分ではさほど猫背ではないと思っていた。でも、少し前かがみの姿勢になっているのは事実なのかもしれない。
色々と自己分析してみた結果、おそらく腹筋と背筋のバランスが崩れているんじゃないか、という結論に至った。
そういえば、最近は体重も停滞傾向だし——。
ちょっと筋トレでもしてみようかな…そう思って、近くのスポーツジムを検索し始めた。
ジム選びの葛藤
実は今通っている温泉施設内のジムは、ウォーキングマシンが故障していて使いづらい状態だった。
1日10,000歩を目標にしていたのに、なかなか一定に保てない。
そろそろ筋トレも視野に入れていたところだったので、改めて近隣のスポーツジムを検討することにした。
選択肢その1:本格的なスポーツジム
車で30分。すべてのトレーニングを終わらせると3時間はかかる。うーん、遠い。
選択肢その2:カーブス(女性向け)
車で10分。以前一度試したことがあるけれど、負荷が足りず物足りなかった。
選択肢その3:ガチ系トレーニングジム
車で5分。近い!でも行ってみたらマッチョばかり。私にはちょっと…と体が拒否反応を示してしまう。
どうしたものか…
「とりあえずやってみよう」の決断
色々と悩んでいても仕方ない。できない理由ばかり並べていても前に進めない。
一旦お金を払って、体験してみよう。
この中で一番継続性があるのは、やっぱりガチ系のジムだ。
そう思って、昨日見学に行ってきたのです。
ガチ系ジムを選んだ理由:
- 車で5分という近さ:継続の鍵はこれだ
- 24時間営業:マッチョのいない時間帯を狙えばいい
- 月4,000円:比較的リーズナブル(シャワーなし、コンビニ跡地利用のシンプルな施設だから)
- 温泉への動線:家→ジム→温泉というトライアングルが描ける立地だ。ジムで汗をかいたら、そのまま温泉へ直行すればいい
3ヶ月分の12,000円を一括で払わなければならないけれど、やってみてダメでも損失は限定的。
まぁ、始めてみよう——そう決めて、入会した。
体力があると、人生はもっと楽しい
今回の旅行で感じたことがある。
体力のある友達は、ホテルに付帯されているジムやプールを十分に活用して、ホテルライフを楽しんでいた。
私も、体力をつけたら、もっと人生を楽しめるんじゃないだろうか。
どれだけ痩せても、腰が曲がった姿勢ではおばあちゃんみたいに見えてしまう。
年齢とともにおばあちゃんになっていくのは事実だけれど、それでも自分が改善できるところはちゃんと向き合って改善していきたいという思いも重なった。
友人の厳しい言葉に感謝
友達からのフィードバックは、言われた瞬間はちょっと嫌な気分になった。でも、1日ゆっくり考えてみると、確かにその通りだった。
友人というものは、本当に大切なものだ。
体重の停滞期を抜け出す起爆剤になればいいな。そして何より、筋肉がつくことで、より楽しい人生を送るための体力ができるはず。
どこまで続くか分からないけれど、3ヶ月分のお金も払ったことだし、せっせと通っていきたいと思う。
では、この結果はまたブログにて!
バイバイ!!
