前回は、「いつもやっていること以上のことが重なったら、もうちょっとという所で辞めてみる」の提案でした。
今日お伝えしたい事は、際限なくやってくる仕事は時間で区切るです。
時間で区切る事は、一見、中途半端や責任感がないように思いますが、実は、今後の見積もりを立てたり、物事を俯瞰することにとても大事な行為だと考えているからです。
では、いってみましょう!
どこまでを仕事と捉えていますか?
実は、仕事は、際限なくやってくることを自覚しておかないと、時間の渦の中に自分の感情が巻き込まれるのです。
特に自営業者は、これが仕事なのか、それとも遊びなのかの切れ目が分かりづらい時があります。
例えば、整理整頓や健康面などです。
確かに、お金を生み出すことには直接関与していないですが、整えることは大事な部分です。
また、上司部下などの人間関係について悩んだりする内面的なことも、仕事ではないでしょうか?
ではこういったことを、どうやったらうまく切り離せるかがテーマになってきます。
実は、四六時中このことばかり考えていると物事を俯瞰することが出来なくなり解決の糸口が見つかりにくいことが往々にしてあります。
要するに、問題の渦中に巻き込まれるような感じです。
時間で区切る
そこで、提案したいことは、物理的に時間で区切ることです。
例えば、仕事は〇時までに終わらせるとか午前中で終わらせる。それが途中であっても、一旦終わらせてみるです。
一旦、渦中から外に出るようなイメージです。
すると、経過速度を測ってみたり自分の感情を意識することで、これが効率的なのか、そうじゃないのかが一目瞭然です。
また、経過速度が可視化できるので、次に取り掛かるときの時間の目安も見当がつき、翌日には、後どの位しないとこれが達成できないか。とか、もう少し早く達成するためには、何をあきらめないといけないかが明確になってくるのです。
時間を区切ることで得られる物
このように、時間で区切る事は、一見、中途半端で責任感がないように感じますが、実は、今後の見積もりを立てたり、物事を俯瞰することにとても大事な行為だと思います。
私も、できるだけ仕事を午前中に終わらせて、午後から、事務仕事や他のことに取り掛かかるようにしています。
なので、どのように強制的に終了するかと言うと、パートさんなどのスタッフが帰った後、一旦仕事を辞めてしまうということを実行しています。
丸一日作業をしている人は別として、パートさんならお昼前後に仕事を切り上げる方がいるので、それを目安に一旦手を止めています。
こうやって時間で区切ることで、実は、午後からゴルフのレッスンに行ったりすることがようやくできるようになってきました。
昔の私だったら、日中は無理だから、お稽古事は仕事終わりの夕方からと思っていたでしょう。
しかし、午後からの時間を病院などのメンテナンスの時間、ゴルフレッスンなどの楽しみの時間、夕食の買い出しなどの生活準備の時間と早めに割当てることで、就寝時間が早めに迎えられます。
すると、睡眠時間を確保できているので、朝早く起きることがで出来、問題解決に向けてやる気も湧いてきます。
前回、早朝1時間程仕事をして、ゴルフのラウンドに行ったのですが、それでも翌朝は疲れを残す事なく、仕事ができる体制が出来ていました。
一見、早めに仕事を終わらせると後ろめたい気持ちや中途半端な気持ちが残るかもしれませんが、そうすることで翌日は良い気分でスタートダッシュができると感じています。
時間に追われているなぁとか、仕事に追われているなぁと感じたら、一旦、時間で区切ると言うことをしてみて下さい。
頭で考えることを時間という枠で切り上げてみると、次の解決方法が見えてくるのではないでしょうか?
次は、元々予定していたことは、仕事などを理由に変更することを極力やめるです。
お楽しみに!