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日記〜徒然なるままに  – しあわせ満ちる ♪ https://michiru3.com 幸せの青い鳥をあなたに Tue, 15 Oct 2024 13:37:57 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.4.5 https://michiru3.com/wp-content/uploads/2020/05/cropped-michiru3_icon_png2.001-1-32x32.png 日記〜徒然なるままに  – しあわせ満ちる ♪ https://michiru3.com 32 32 81894980 手作り味噌が紡ぐ家庭の食卓は、天高く馬も私も肥ゆる秋でした https://michiru3.com/archives/11571 https://michiru3.com/archives/11571#respond Tue, 15 Oct 2024 12:58:00 +0000 https://michiru3.com/?p=11571

昨日は3連休の最終日、かつての体育の日。 「天高く馬肥ゆる秋」 とはまさにこのことか、快晴の空がそこはかとなく宇宙に繋がっているような錯覚すら覚えます。 こんな日にアルプスに登れたら、さぞかし最高の風景が広がっていたこと […]]]>

昨日は3連休の最終日、かつての体育の日。
「天高く馬肥ゆる秋」
とはまさにこのことか、快晴の空がそこはかとなく宇宙に繋がっているような錯覚すら覚えます。

こんな日にアルプスに登れたら、さぞかし最高の風景が広がっていたことでしょう。今年は登山の日に限って雨で断念することが多かったので、少し恨めしく空を見上げてしまいます。

資格とは単に「できる・できない」を示すものではありません

しかし、仕事、仕事と気持ちを切り替え、午前中はコーチングセッションと農作業に励みました。
セッションを通じて、キャリアのための資格について深く考えさせられます。
私もそうですが、自分の持つ資格がちっぽけで些細なものに感じることがあります。
時に煩わしく、その資格に全くそぐわないようにすら思えてしまう。

でも、資格とは単に「できる・できない」を示すものではありません。それは、人生のある時点で、自分がいかに真摯に向き合ってきたかを示す証。そうクライアントにフィードバックしながら、自分自身にも言い聞かせるのでした。

味噌床開封の儀

午後は、ふと2月に仕込んだ味噌のことを思い出しました。
2月に友人と一緒に味噌作りをしたのですが、寒仕込みと呼ばれる方法で、寒い時期に作って夏の間(30度以上の期間)発酵させてきました。

開封の時を迎え、20キロ弱の味噌と対面。ちょっとドキドキしながらも、黄金色に輝く味噌の姿に、思わずホッとします。

10年以上の味噌作りをしてきて、樽のまま長期保存による過発酵を避けるため、全てをジップロックに小分けして冷蔵・冷凍保存することにしています。味噌は生きもの。防腐剤を使わない以上、適切な管理が欠かせません。

よく見ると、サランラップを敷いた部分はきれいでしたが、端の方に白カビや黒カビが見られました。白カビ(産膜酵母)は問題ありませんが、黒カビは丁寧に取り除きます。もったいないという気持ちはありますが、安全第一です。

しかしながら、今年の味噌も、ふんわりと柔らかい仕上がりに満足です。

家庭を支える味噌にご挨拶

夜は、今日樽から出してきた味噌でとんかつ用のソースを作り、我が家のとんかつ祭りの始まりです。
息子の友達も加わり、賑やかな食卓に。

初々しい味噌の甘さとふんわりとした歯ごたえが、どんな料理にも合います。
特に麹が入っているので、味噌に漬け込んで焼くとお肉を柔らかくする効果もあり美味しく頂けます。
今夜は、4合のお米があっという間になくなり、笑顔溢れる夕食となりました。

大したご馳走でなくとも、みんなで囲む食卓には特別な力があります。

自家製の味噌は、そんな家族の団らんを支えてくれる調味料。

そういえば、一緒に作った皆んなは上手く発酵できたかなぁ?
幸せを噛みしめながら、お味噌さんこれから1年よろしくねーとご挨拶。

味噌樽も今日は綺麗に洗い日光浴。
7ヶ月間ご苦労様でしたとご挨拶。あとは、食べるだけ〜になりました。
黄金色のお味噌がキラキラと輝いています。

そして、「天高く馬肥ゆる秋」
空高く晴れ渡り、馬の食欲が増し、肥えてたくましくなる秋という意味があるそうですが、私も食欲が増しそうな秋の気配ですね。
あかん、あかん。笑

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秋晴れの金剛山は、熊野古道への駆け込み準備だった https://michiru3.com/archives/11561 https://michiru3.com/archives/11561#respond Sun, 13 Oct 2024 12:26:19 +0000 https://michiru3.com/?p=11561

朝、目覚めたときの寒さに驚いた。 昨日衣替えをして布団も厚手に変えたというのに、まだ寒さを感じる。 窓の外を見れば秋晴れなのに、朝の気温はわずか12度。秋の訪れを肌で感じる瞬間だった。 そんな寒さの中、ふと気づいた。来週 […]]]>

朝、目覚めたときの寒さに驚いた。
昨日衣替えをして布団も厚手に変えたというのに、まだ寒さを感じる。
窓の外を見れば秋晴れなのに、朝の気温はわずか12度。秋の訪れを肌で感じる瞬間だった。

そんな寒さの中、ふと気づいた。来週は三重県にある熊野古道を歩く予定だ。最近の忙しさに紛れて、すっかりトレーニングを忘れていた。
「熊野古道」の文字。「やばい!」大丈夫かなぁ?体力??。
これって、学生時代に試験前夜に「やばい!」と騒いでいた、あの頃の私と同じじゃない?歳を重ねても、この習性だけは変わらないらしい。

今日は3連休のなか日。しかも、素晴らしい秋晴れ。この機会を逃すわけにはいかない。急遽、予定を変更して大阪と奈良の県境にある金剛山へ向かうことにした。
11時に登山開始。準備不足は否めないが、秋の爽やかな空気が背中を押してくれる。20度前後の気温は、登山には最適だ。家族連れの姿も見られ、山の雰囲気も和やか。

登るにつれて、じわじわと汗が滲んでくる。「まだかな」「本当に頂上まで行けるのかな」という不安がよぎる。でも、一歩一歩進むうちに、そんな不安も薄れていく。1時間半ほどで山頂に到着。最後には、額から頬を伝う汗がポタポタと落ちる。

山頂での休憩。カップ麺の味は格別だ。普段なら何とも思わない味が、この瞬間は最高の贅沢に感じる。汗をかいた後の温かい汁物は、徐々に冷えてくる身体を温めてくれる。

下山後、家に帰って夕食の準備をしながら、あれ、なんだか足の疲れを感じる。
でも、この程度で疲れるようでは、来週の熊野古道が心配だ。もっと早くから準備すべきだったと思うが、既に時は遅し。

夜、おでんを食べながら1日を振り返る。
涼しくなった外気と、お腹野中のポカポカ感が、なんとも言えず心地よい。

結局、今回の登山も熊野古道直前の「駆け込み準備」。

相変わらずね、と自分を笑う。
でも、この「相変わらず」が、案外私らしさなのかもしれない。
計画性のない行動を反省しつつも、即興の決断で素敵な1日を過ごせたことに、うふふふ。
これが私流なのかもしれない。

完璧を目指すより、自分らしさを受け入れる。そんな気持ちで、心地よい疲れと共に眠りについた。
明日は何をしよう?

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秋の訪れには寒い朝14度、国家資格試験勉強中の娘 https://michiru3.com/archives/11556 https://michiru3.com/archives/11556#respond Wed, 09 Oct 2024 13:18:33 +0000 https://michiru3.com/?p=11556

「寒っ!」目が覚めた瞬間、季節の移ろいを肌で感じました。 窓の外では冷たい雨が降り続いていました。 今日は友人たちとゴルフの予定。 やばいなぁと大慌てで天気予報をチェックすると、ゴルフがスタートする9時には雨も止んでいそ […]]]>

「寒っ!」目が覚めた瞬間、季節の移ろいを肌で感じました。
窓の外では冷たい雨が降り続いていました。
今日は友人たちとゴルフの予定。
やばいなぁと大慌てで天気予報をチェックすると、ゴルフがスタートする9時には雨も止んでいそうです。

ついこの前まで半袖で過ごせていたのに、14度という気温に、長袖を探してタンスをかき回す始末。
衣替えの必要性を痛感しつつも、予定されていたゴルフに遅刻するわけにはいきません。急いでジャージを羽織り、友人たちとの約束のゴルフ場へ向かいました。

幸いにも、ゴルフ開始時には雨も上がり、太陽が顔を覗かせてくれました。きちんと整備された緑の芝生の上で友人たちと過ごす時間は、たわいも無い会話に花が咲きます。

ショットを打つ合間の会話で、ふと国家資格の話題になりました。

友人の「資格試験の当日、きちんと準備できている人は全体の3割しかいない」という言葉が印象に残りました。

その瞬間、来年2月の薬剤師国家試験に向けて懸命に勉強している娘の姿が目に浮かびます。
6年間の薬学部生活、幾度となく繰り返される試験、そして今。
毎日7〜8時間、週50時間という驚異的なペースで勉強を続ける娘の姿に、母親として凄いなぁと尊敬の念を覚えずにはいられません。

一方で、自分自身を振り返ると、「あっちにフラフラ、こっちにフラフラ」と自由奔放に生きていた若い頃の自分が思い出されます。いや、待てよ、今もそうだわと、苦笑するしかないようです。

「よくできた娘だわ」なんて、親バカ全開で思ってしまう。
そして、春には合格を勝ち取れますようにと願わずにはいられません。

今となっては、娘を応援することしかできませんが、それでも彼女の頑張る姿は私の心に強く響きます。試験の当日、きちんと準備できている3割の人に入れるように頑張ってほしいなぁ。

そうそう、今日のゴルフはどうだったかって?

ああ、まあ、いつも通りの期待はずれのスコア。そして、それも人生の一コマ。歳を取るとね、それも人生の一コマと考えられるようになるみたいね。
私にとっての今は、多分、静かな秋の訪れ、実った作物を収穫できるよう、応援したり環境を整えたりすることかな。

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予防接種どうする? 健康と家計、日々の小さな会話から幸せな夫婦関係の築き方 https://michiru3.com/archives/11546 https://michiru3.com/archives/11546#respond Tue, 08 Oct 2024 12:51:05 +0000 https://michiru3.com/?p=11546

今日も変わらぬ曇り空。それでも、農作業には心地よい気候でした。農場を駆け回るうちに、背中に汗がじわりと湧き出てきます。自然と共に過ごす時間は、無心になれる時間でもあり、心身をリフレッシュさせてくれます。 しかし、今日の私 […]]]>

今日も変わらぬ曇り空。それでも、農作業には心地よい気候でした。農場を駆け回るうちに、背中に汗がじわりと湧き出てきます。自然と共に過ごす時間は、無心になれる時間でもあり、心身をリフレッシュさせてくれます。
しかし、今日の私の心に残ったのは、作業中にあるスタッフとの何気ない会話でした。

先日、私が帯状疱疹の予防接種について情報共有したことがきっかけで、彼女が夫と話し合ったそうです。その時の彼女の表情が、どこか残念そうだったのです。
「高いから、補助金が出るまで待とうって…」
その言葉の裏には、本当は受けたいけれど、家計のことを考えると踏み出せない。そんな複雑な思いが隠れているように感じたのです。

転ばぬ先の8万円!帯状疱疹予防接種で50代夫婦が選んだ健康投資

ちょっと見方を変えてみる?

私は彼女に言いました。「それって、ラッキーじゃない?」
彼女の困惑した表情を見て、私は説明を続けました。
「夫が受けないなら、自分ひとりで受けることができるということよ。すると8万円かかる費用が半額の4万円になる。つまり、出費が抑えられるわけだよね。」

そんな突拍子もない話に、彼女の顔に笑みが浮かびました。

家族を思う気持ち、経済的な現実、そして自分の健康。これらのバランスを取ることは、誰にとっても難しい課題です。
だけど、夫に言われて諦めるのと、自分が様々な事情を鑑みて自分で決断するのとは全く違うのです。

夫の何気ない一言。
もしかしたら、「俺はこうする」と言いたかっただけで、決して妻に強要しているわけではないかもしれません。

さらにこの会話に付け加えるとすれば、
「俺は高いと思うから補助金が出るまで待つけど、お前は好きにしたらいいよ」と相手に選択肢を与えるように伝えられたら、妻として夫の優しさが心に響いたかもしれません。

いゃ〜、そんなこと言われたらシビれるーー!私ならね。

しかしながら、その場にいない私には、その事実を知る由もないのです。

夫婦関係に忍びこむ抑圧された関係性

私に報告してくれた「受けない」という選択には、少し残念な気持ちが隠れていたように思います。

私が「半額でお得やん!」と笑って伝えたら、彼女の顔は急に明るくなり、
「そっか、旦那が受ける受けないは旦那の勝手であって、自分が強要されているわけではないんだ」と少し気持ちが軽くなったようです。

このように、私たち家族を構成している特に夫婦の場合、お互いの意見を尊重しなければならない場面も多く出てくるでしょう。

しかし、相手がそう言ったからといって自分がそれに従わなければいけないことはないのです。
むしろ従わなければいけないと思った時点で、夫婦関係に抑圧された上下関係のようなものができてしまいます。

大事なのは自分はどうしたいか

費用を伴うならば、それをどうしていくかということはもちろん話し合わなければなりませんが、自分はどうしたいのかということは伝えるべきだと思います。

自分の気持ちをちゃんと伝えるということはなかなか難しいかもしれません。これ、初めて伝えようと思った時は、空をダイビングするより恐ろしかったわよ。私はね。

しかし、伝えた上でどうしていくかという方が、相手もお互いがうまくやっていくにはどうすればいいかということについて一緒に考えていけるのではないでしょうか。

だけど、ほんと夫婦関係ってお互いに甘えもあるから難しいよね。
わかる、わかる、わかるわ〜〜〜!!

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55年の時をへて〜大阪万博が紡ぐ「未来」への切符 https://michiru3.com/archives/11533 https://michiru3.com/archives/11533#respond Mon, 07 Oct 2024 08:30:00 +0000 https://michiru3.com/?p=11533

朝、何気なくSNSを眺めていた私の目に飛び込んできたのは、2025年大阪万博の1日前売りチケット割引販売終了(2024年10月6日)のお知らせ。「もうそんな時期なのか」と、ふと時の流れの速さに息をのむ。 関西のおばちゃん […]]]>

朝、何気なくSNSを眺めていた私の目に飛び込んできたのは、2025年大阪万博の1日前売りチケット割引販売終了(2024年10月6日)のお知らせ。「もうそんな時期なのか」と、ふと時の流れの速さに息をのむ。
関西のおばちゃんとしては、割引やら期間限定にめっぽう弱い。大慌てで予約した。

大阪万博

コロナ禍の只中で決まった大阪万博。あの頃は、この万博が関西の経済活性化の起爆剤になればと、淡い期待を抱いていた。そして気づけば、あれから5年。世界は大きく変わった。
マスクなしで海外旅行に行ける日々が戻ってきた一方で、物価上昇の波は止まらない。あの頃の「日常」が、今では懐かしく感じられる。

チケットの予約をしながら、私の記憶は55年前にタイムスリップする。
5歳の私が初めて訪れた1970年の大阪万博。太陽の塔の下で、おじいちゃんに手を繋がれ、弟が腕に抱かれている家族写真が、今でも鮮明に蘇る。

ミニスカートのパビリオンガール、誇らしげに展示されるMADE IN JAPANの製品、そして当時は夢のまた夢だった月や宇宙の展示。
「世界はこんなに広く、日本は凄いんだ」と、幼心に刻まれた衝撃は今も鮮やかだ。

ネット社会は妙に面倒くさい

そう言えば、迷子にならないようにって、母が私のコートの裏に名前と住所を縫い付けてくれたのよね。今どきの親なら、GPSでも持たせそうだわ。ま、子どもにスマホ持たせてるから、GPSなんて必要ないか。
時代は変わったなぁ。あの頃の親の愛情が、温かく胸に蘇る。

そして今、55年の時を経て、再び大阪万博のチケットを手に入れた。ネットでの予約は、あの頃の長蛇の列とは比べものにならないほど便利になった。でも、デジタルに不慣れな人々のことを思うと、一抹の不安も覚える。

実際、チケットを予約するには「お客様のID」だの「セキュリティコード」だの。なんだか、未来に行くのに、妙に面倒くさい。

55年ぶりの「未来」への切符

娘は万博を知らない。「どんなものなの?」と聞いてくる姿に、55年前の自分を重ねる。
半年間の開催期間、もう一度行ってみよう。あの頃の家族との思い出が、優しく心を弾ませた。
2025年の大阪万博。

時代は変わり、技術は進歩した。人々を繋ぎ、未来への希望を紡ぐ万博の魔法は、私たちの未来に何を見せてくれるんだろうか。

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転ばぬ先の8万円!帯状疱疹予防接種で50代夫婦が選んだ健康投資 https://michiru3.com/archives/11524 https://michiru3.com/archives/11524#respond Sun, 06 Oct 2024 08:40:00 +0000 https://michiru3.com/?p=11524

ようやく雨が止んだ土曜日の朝、私はせっせと家族全員の洗濯物を回していると、子供たちは友達との約束に向けて、慌ただしく家を出て行きました。 今日は誰もいない平和な日常になりそうだ。ふふふっ…。 と安堵したのも束の間、夫が昨 […]]]>

ようやく雨が止んだ土曜日の朝、私はせっせと家族全員の洗濯物を回していると、子供たちは友達との約束に向けて、慌ただしく家を出て行きました。

今日は誰もいない平和な日常になりそうだ。ふふふっ…。

と安堵したのも束の間、夫が昨日帯状疱疹の予防接種を受けてきて、今日は仕事もそこそこに午後からぐったりとして布団で寝ています。どうも、副反応のようです。

夫婦で8万円の健康投資

予防接種を受けると決めたきっかけは、こんな会話からでした。
「ねえ、わたし帯状疱疹の予防接種、受けてみようと思うの」 ある日、私は夫にそう持ちかけました。
最近、友人たちの間で話題になっているのです。
「えっ、いくらするの?」
「四万円よ」
「うわっ、高っ!」夫の反応は予想通り。

正直、私もその金額を聞いたときはクラッとしました。
でも、何人かの知り合いが帯状疱疹にかかって大変な思いをしたという話を聞くと、やっぱり気になって仕方がありません。
「でもね、かかったら大変みたいよ。三ヶ月も寝込んだ人がいるんですって」
「へえ…」
「しかも、寝込むだけじゃなくて高齢になればなるほど、痛みが後遺症で残る場合もあるみたいよ」

夫の表情が微妙に変わります。
この反応、なんとなく分かります。
年を重ねるごとに、健康の話題が増えていく。
若い頃は「病気や健康」なんて別世界と思っていたのに、今や友人との会話の半分は健康ネタ。
なんだか寂しいような、でも仕方ないような。

一応報告までに予防接種のことを話したら、結局、「俺も受けるわ」って。
えっ、4万が8万に金額が跳ね上がるやん!?と心の中で呟きました。

転ばぬ先の杖

とは言え、私たち夫婦は予防接種を受けることにしました。「安心を買うのよ」と言い聞かせながら、クレジットカードを握り締めて病院に向かいます。

先生に簡単に副反応のことやら、予防接種の効果についてレクチャーを受けた後、滞りなく接種へと。
私は受けてしばらくすると注射をした腕に痛みと腫れを伴いましたが、日常生活はできる範囲です。翌日も少し腕が痛みましたが、まぁ想定内で安心しました。

しかし、接種後の今日、夫は副反応で一日グッタリ。
私も二週間前に受けたけど、あんなにひどくはならなかったな。男って案外弱いのかも。
本人は、「俺は大丈夫」って思っていたようです。笑。
とはいえ、本当に帯状疱疹になったらこんなことでは済まされない。
「転ばぬ先の杖」的なものでしょう。

情報って本当に大切

友人から聞いた話がきっかけで始まったこの予防接種。考えてみれば、情報って本当に大切。知らないことで損をする、なんてよくあることです。

私自身、友人からの情報がなければ、この帯状疱疹の予防接種の存在すら知らなかったかもしれませんし、ふーんで終わっていたかもしれません。
特に50代以降の方々にとって、たとえ予防接種を受けなくても、こういった病気の存在を知っておくことは非常に大事だと思うのです。
早期発見・早期治療につながる可能性があるからです。
私の友達がそうだったように、時に診断の遅れや誤診により、適切な治療のタイミングを逃してしまって後遺症を引きずるケースもあるのです。

お一人様、四万円の安心。高いような、でも安いような。

さて、病気になって寝込むことを思ったら、その分働くか!!と、勢いよく農場に飛び出しました。

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「付かず離れず」の家族関係〜塩麹唐揚げと第二子の喜びが織りなす幸せレシピ https://michiru3.com/archives/11513 https://michiru3.com/archives/11513#respond Sat, 05 Oct 2024 04:38:01 +0000 https://michiru3.com/?p=11513

3日連続の雨。秋雨といったところでしょうか。しとしとと降り続ける雨音が響いています。 こんな日が続くと、我が家の洗濯物は果たしていつ乾くのだろうかと思う。 都会暮らしの方々は乾燥機を使うのかもしれませんが、私たち田舎暮ら […]]]>

3日連続の雨。秋雨といったところでしょうか。しとしとと降り続ける雨音が響いています。

こんな日が続くと、我が家の洗濯物は果たしていつ乾くのだろうかと思う。
都会暮らしの方々は乾燥機を使うのかもしれませんが、私たち田舎暮らしの家族は自然乾燥派。
4人分の洗濯物を一気に干すのは大変ですが、周りを気にせず下着も堂々と太陽の元で干せるのが田舎の良いところ。

世間では下着泥棒や防犯上室内に干す人も多いようですが、うちの犯人といえば、風で落ちたタオルやパンツを時折愛犬が遊び半分で奪っていくのです。

そんな雨の日の午後、子供夫妻と孫が遊びに来るというのです。孫にとっては、この田舎こそが泥んこの遊び場なのに、雨で外出は難しいという心配もよそに、時間を縫って訪ねてくれることは嬉しくもあります。

ママの唐揚げは最高!

特に嬉しいのは、お嫁さんの二人目懐妊のお祝い。つわりも落ち着いてきて、久しぶりの訪問です。
夕食のリクエストは、息子からはとんかつ、お嫁さんからは唐揚げ。いつもは焼肉をリクエストしてくる息子ですが、今日は珍しく揚げ物。急いで買い物に走り、準備を始めました。

夕食の準備をしながら、家庭ごとの食文化の違いを実感します。
お嫁さんの実家では、姉妹ということもありとんかつといえばヒレカツ、唐揚げは胸肉が主流だそう。
ガッツリ系の男2人と女の子、3人を育てた私の料理は、大きな皿にど〜んと盛られた唐揚げととんかつの山。
さぁ、好きなだけ召し上がれ!てなもんです。
加えてお嫁さんがつわりの期間中は、揚げ物をするのもひと苦労だったのでしょう。

私の作る唐揚げは好評です。塩麹を使った下味付けは優しい塩味と麹の成分で肉が柔らかくなります。加えて、ミルでひいた粗挽きの粒胡椒が決め手。ど〜〜んとテーブルには唐揚げととんかつが大皿に盛り上げられ、好きなだけ食べ放題。

「ママの唐揚げは最高!」と言ってもらえるのが何よりの喜びです。

孫の成長

孫が来るたびに気づかされるが、子供の成長って本当に早いものだということ。

つい最近まで人見知りだった孫が、今日は違う。
お母さんのお腹に赤ちゃんがいると知って、急に大人びた顔をしている。まるで、「僕、もうお兄ちゃんなんだ」と言わんばかりに。

第二子を迎えることで、お母さんだけに頼れないという状況が生まれたのでしょう。言葉で教えられたわけではありません。母親のつわりを通して、かまってもらえない時間が増えたことで、自然と誰が一番相手をしてくれるかを本能で学習しています。
今まで「ママ、ママ」と家に来てもなかなか親から離れなかった孫が、自由自在に走り回り、なつかなかったおじいちゃんに「あそぼ、遊ぼ」と愛想を振りまいています。

そう、おにいちゃんとしての準備が始まっているのです。

何でもない日常の中にある幸せ

息子も久しぶりの実家で、甘えた一面も。
食事のリクエストをしたり、仕事の相談をしたり。子供たち家族の生活を大切にしながらも、このように「付かず離れず」で訪問してくれることは、私たち親にとって大きな安心材料であり、同時に喜びでもあります。

雨の音を聞きながら、家族の笑い声に包まれていると、ふと思う。幸せってこういうことなのかもしれない。大げさなイベントじゃなく、こんな何でもない日常の中にこそあるのだと。

でも、正直に言えば、そんなことより明日は晴れてほしい。そうでないと、本当に洗濯物が乾かないのだから。ワハハハ…。

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娘の北海道就職に戸惑う親心 〜応援と不安が交錯する日 https://michiru3.com/archives/11505 https://michiru3.com/archives/11505#respond Fri, 04 Oct 2024 12:39:56 +0000 https://michiru3.com/?p=11505

朝日が差し込む窓辺で、今日も新たな1日が始まった。洗濯物を干しながら、午後にはパリッと乾く洗濯物の香りに心が踊る。農作業では、桜草の出荷準備に向けて場内の整理整頓に励んだ。汗が滲み出る程の労働だったが、毎日のルーティン作 […]]]>

朝日が差し込む窓辺で、今日も新たな1日が始まった。洗濯物を干しながら、午後にはパリッと乾く洗濯物の香りに心が踊る。農作業では、桜草の出荷準備に向けて場内の整理整頓に励んだ。汗が滲み出る程の労働だったが、毎日のルーティン作業という平和な日常に寂しさという風が吹いたのは、昼食の準備をしていた時だった。

娘が就職内定先の面談を終えてキッチンに入ってきたのだ。コロナ以降、オンライン面談が主流となり、家にいながらにして就職先の面談ができる。便利になった世の中に驚きつつも、娘との会話に耳を傾ける。

そして、彼女の決断を聞いて驚いた。 北海道勤務を希望したというのだ。 春先から相談を受け、親としては、できるだけ生活に馴染みやすい暖かい土地、例えば九州方面を勧めていたにもかかわらず…。

「話が違うじゃないか!」と、私はムッとした。

若いうちの遠方経験は良いことだと思う反面、厳しい冬の運転技術や慣れない寒さの生活に対する心配が頭をよぎる。その瞬間、自分の中に湧き上がった複雑な感情に気づいた。娘の喜びに満ちた表情を見ながら、一瞬ムッとしてしまった自分がいる。

数分の沈黙の中で、包丁の手が止まり、調理をしながら気持ちを切り替えようと努めた。

しかし、「なぜ北海道なの?」と尋ねた瞬間、娘のにこやかな顔を見て裏切られたような気持ちになった。

自分の気持ちを落ち着かせるのに時間がかかった。とにかく、自分の気持ちはおいといて、娘の決断を信頼するためにも彼女がなぜそこを決めたかを聞く必要があると思った。

娘の答えは意外なものだった。
沖縄、北海道、長野と候補があったが、自分の行きたい場所を素直に直感で選んだという。

その答えに、私は我に返った。

そうだ、私も丁度この年頃、もう30年以上も前の話であるが、「オーストラリアに行きます!」と最後にはキッパリ決めて飛行機に乗り込んだんだった。

あの頃の親の想いが、今痛いほどわかる。

無難に生きてほしいという親の欲と、「私なら」という立場で物事を考えていたからだ。本来なら、娘の決断を尊重し、応援することが本当の親の役目なのだが、「なんでやねん」とつい本音が表情に現れた。

今日一日を振り返り、娘の成長と自分の気持ちの変化を感じた。
子どもの巣立ちを見守る親の複雑な思いと、どこか遠くへ行ってしまう寂しい気持ちが錯綜する。多分、今年に入って、一緒に過ごしている日が多いからに違いない。

北海道か…。

新天地での経験は、きっと子供も私自身も成長させてくれるのだろう。
娘の新たな挑戦を心から祝福できる自分でありたい。きっと明日には、春から娘の住む北海道への旅行の計画を立てながら楽しんでいる私がいてほしい。

そう思いながら、静かな夜の中でパソコンを閉じた。

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アップルインテリジェンス?iPhone 16購入を見送る理由と意外な気づき https://michiru3.com/archives/11496 https://michiru3.com/archives/11496#respond Wed, 02 Oct 2024 06:30:13 +0000 https://michiru3.com/?p=11496

朝、目覚めた瞬間から秋の気配を感じる一日でした。 温度計は20度を下回り、つい1ヶ月前に訪れた山梨県の八ヶ岳での朝を思い出させてくれました。 薄い布団にすっぽりと身を包み、夢と現実の狭間でうつらうつらと過ごす贅沢な時間。 […]]]>

朝、目覚めた瞬間から秋の気配を感じる一日でした。
温度計は20度を下回り、つい1ヶ月前に訪れた山梨県の八ヶ岳での朝を思い出させてくれました。
薄い布団にすっぽりと身を包み、夢と現実の狭間でうつらうつらと過ごす贅沢な時間。

ふと我に返ると、時計は既に7時前を指していました。
やばい!大慌てで布団から飛び起きて一日が始まりました。

今秋発売のiPhone 16を見送る

以前から考えていた携帯の買い替えか、それとも1年待つまでの応急処置としてバッテリーの入れ替えをするかという問題がありました。
iPhoneの買い替えについては、今秋発売のiPhone 16に心惹かれつつも、20万円という価格と、まだ日本語対応されていないAI機能に戸惑いを感じていました。
「アップルインテリジェンス」という言葉の響きに、どんな未来を描けばいいのか?
技術の進歩に胸躍らせつつも、まだ日本語対応になっていないという部分で、今買い替えるのが適切なタイミングかどうか一抹の不安を感じずにはいられません。

しかし、現在使用中のiPhoneもバッテリー残量が76%まで落ち、更に1年使い続けるには無理がありそうです。そこで、近所のApple代理店でバッテリー交換を予約することにしました。

予想外の展開

意気揚々と店に向かったものの、予想外の展開が待っていました。

予約していたにもかかわらず、バッテリーの在庫がないというのです。システム上の問題らしく、私の予約情報が正確に伝わっていなかったようです。

いや〜〜、それ無いでしょう。
ここは、アップルの正規代理店で、私は、アップルのホームページから自分の携帯の情報を入れてバッテリー交換の希望まで入れているのに、店頭に行けば先ほどまであったバッテリーの在庫を切らしてしまったとのこと。

一瞬の憤りを感じましたが、お店の方の丁寧な説明と、この問題にどう不満を言ってもバッテリーが無いならどうしようもないという事実に、一旦、腹が立つという不満の心を落ち着かせ、改めて予約をし直して帰路につきました。

この一日を振り返ると、バッテリーが新しくなるというワクワク感が一気に萎んでしまったことと、また来ないといけない「めんどくさっ!」という気持ちです。

ふぅ、、、とため息をつきつつ、もしかして、今秋発売のiPhone 16に心惹かれつつも見送った人が大勢いたんじゃないだろうか?と自分の決断もあながち間違っていなかったのではないかと肩を撫でおろしました。

昔は技術革新で2世代ぐらいで携帯を買い換えることも多かったのですが、私にとってこの携帯に大きな魅力を感じない今、自分にとって何が必要で何が不要かの判断基準がわかってきたように感じています。

それは、ある意味自分の基準が少しずつ明確になってきた。そんな感覚でした。

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朝の収穫から温泉の夜〜農家が綴る季節と人生の移ろい https://michiru3.com/archives/11488 https://michiru3.com/archives/11488#respond Mon, 30 Sep 2024 11:48:24 +0000 https://michiru3.com/?p=11488

朝の空気が少し変わってきた。18度という気温は、まだ夏の名残を感じさせつつも、確実に秋の訪れを告げていた。いつものように犬の散歩とウォーキングに出かけると、じわりと汗が滲み出てくる。 まだ暑さは健在だ。 自然と向き合う仕 […]]]>

朝の空気が少し変わってきた。18度という気温は、まだ夏の名残を感じさせつつも、確実に秋の訪れを告げていた。いつものように犬の散歩とウォーキングに出かけると、じわりと汗が滲み出てくる。

まだ暑さは健在だ。

自然と向き合う仕事

朝の仕事は野菜の収穫から始まる。野菜の高騰が続く中、我が家のベビーリーフは売れ行き好調。

その後は花苗生産へ。暑さで消えてしまった苗の補植に腰をかがめながら精を出す。
こうやって、自然と向き合う仕事は、季節の移ろいを肌で感じさせてくれる。

季節を食卓から

昼食前にさっとシャワーを浴びる。先日の出張先の道の駅で買ってきてくれた梨が、乾いた喉を潤してくれた。水々しい果汁が口いっぱいに広がり、夏の終わりと秋の始まりを感じさせる。うんまぃ!

午後はオンライン英会話レッスン。もう1年以上続けているが、上達の程はお恥ずかしい限り。それでも、画面越しであっても人と話すのが楽しくて仕方ない。この楽しさが、続けられる理由なのだろう。まぁ、農業とは縁もゆかりも無い訳だがそれでも楽しみの一つだ。

夕食は久しぶりのキムチ鍋。少し涼しくなってきて、鍋が恋しくなってきたのだ。でも、白菜がまだシャキシャキしていて、冬の白菜の甘くてとろけるような食感には程遠い。季節はまだ完全には移り変わっていないのだと、食卓からも感じる。

季節は移ろい、人生は変化する

夜は恒例の温泉へ。気がつけば、この温泉通いももうすぐ1年になろうとしている。元は手首の怪我のリハビリのために始めたことだったが、今では心身ともにリラックスできる大切な時間となっている。

最近では娘と一緒に通うようになり、それがまた新たな楽しみとなった。

湯につかりながら、ふと娘のことを考える。彼女の学生生活も残すところあと半年。
春には一緒に温泉に通う日々も終わりを迎えるのかもしれない。
寂しくなるなぁと感じると同時に、残された時間を大切にしようという思いが強くなる。

湯気の向こうに、今日一日の出来事が浮かんでは消えていく。
季節の変わり目のように、人生もゆっくりと、でも確実に変化している。娘との時間、仕事、趣味。

すべてが流れていく中で、どれも大切に感じられる。

そして、私たちの生活がいかに自然と、そして時間の流れと密接に結びついているかを改めて感じた。季節の変化は、私たちの日々の営みの中に静かに、しかし確実に現れている。それは人生の変化とも重なり合う。

これからも、自然の移ろいに寄り添いながら、過ごしていくんだろうなぁ。
そして、娘との時間も心ゆくまで楽しもう。

季節は移ろい、人生は変化する。
でも、大切なものは心の中に刻まれ、永遠に残る。

それは、昔、家族と共に過ごした時間が私の心の中にあるように。

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